4カ月に一度歯科受診に出かけます
お蔭さまで虫歯の進行もなく健康を維持できています
現代では歯の健康運動 “8020”を推進されています
80歳で20本の歯を残し残った歯もずっと丈夫に維持できることを望みますが
昔読んだ野上弥生子著の随筆「一隅の記」で時々思い出す場面があるのです
百歳現役作家といわれた野上弥生子は80歳頃歯が三本もぐらぐらして抜けてきたので
東大病院に受診してレントゲン検査や型とりを済ませて治療の方針として歯科医師から
説明された事は
12本の歯を(一回に2本ずつ)全部抜歯することとなったそうで
野上弥生子は「抜かないでそのままにしておけばどんなことになるのでしょう」
「いつかみんな抜けてしまいます」と歯科医師の返事
「では抜くのはやめましょう」と抜歯を思い留まられたそうです(「」内会話は原文による)
私はこのやりとりがずっと印象に残っていたのです
その後野上弥生子は百歳までご長命で作家としてご活躍されたのですね
ある年代を超えると現存する歯も
やがては枯葉のように抜け落ちていくものでしょうか

元気に咲いているせんのうの花
お蔭さまで虫歯の進行もなく健康を維持できています
現代では歯の健康運動 “8020”を推進されています
80歳で20本の歯を残し残った歯もずっと丈夫に維持できることを望みますが
昔読んだ野上弥生子著の随筆「一隅の記」で時々思い出す場面があるのです
百歳現役作家といわれた野上弥生子は80歳頃歯が三本もぐらぐらして抜けてきたので
東大病院に受診してレントゲン検査や型とりを済ませて治療の方針として歯科医師から
説明された事は
12本の歯を(一回に2本ずつ)全部抜歯することとなったそうで
野上弥生子は「抜かないでそのままにしておけばどんなことになるのでしょう」
「いつかみんな抜けてしまいます」と歯科医師の返事
「では抜くのはやめましょう」と抜歯を思い留まられたそうです(「」内会話は原文による)
私はこのやりとりがずっと印象に残っていたのです
その後野上弥生子は百歳までご長命で作家としてご活躍されたのですね
ある年代を超えると現存する歯も
やがては枯葉のように抜け落ちていくものでしょうか

元気に咲いているせんのうの花