美しい日本画

昨日は”春の日本画展”に出かけました
平素お世話になっている方が何時もお誘い下さって感謝でございます
矢張り好きな日本画を観るだけでもこころが落着きます　
満たされた幸せな気持ちになれます
今回は文化勲章受章作家5作品と文化功労者2作品に加えて
素晴らしい沢山の日本画家の作品を観ることが出来て嬉しく思いました

以前に観ていた立石春美の美人画矢張り惹きつけられます
若い女性が竹の皮の草履を履いて蹲をつかって
お茶室に席入りする前の美しくて静かな情景です
また堀泰明の「緑風」でも美しい女性が描かれていて和服の忠実な描写は
日本画の素晴らしさと感銘を受けます
難波多目功一「椿」の絵が素敵でした　何と椿のつぼみの描写に惹きつけられました
岡崎忠雄「風」に描かれている芙蓉の花と黒い蝶も美しかったです
心惹かれる作品の前に
何度でも立ち止まり美しさの表現をこころに留めたい気持になります

また昨日は浮世絵展「国芳から芳年へ」で
はじめてあんなにも沢山の浮世絵を観ることができました
暖かな春の佳き一日でした

ネットでは同じ作品はみられませんでしたが
堀泰明の美人画を観ました

難波多目功一の絵

今朝の裏庭でどうしたのかしらがエニシダの木に一本だけ花が咲いているのです
いつのまにか５本に増えたエニシダの他の木には硬い小さな蕾はついていますが
花はまだ咲かないのです