花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

雨がしとしとと

2020年05月16日 10時10分25秒 | 日記
今朝はしとしとと雨が降っています
これでは裏庭にも出られなくて
庭の外で琉球月見草が雨に濡れて咲いています




ガンビの花芽です やがてあの可愛い色ではっきりと咲いて
小さくても存在感を誇張するのです





我が家の前にはどんぐりの木があります
いまの季節はらはらと硬い葉を散らし花が咲くとその花も散って
どんぐりの実が成るとやがてその実を落として
どんぐりの木は年中沢山お仕事をくれるのです

思い出すことがあるのです
父に召集令状が届き出征前のわずかな日数のなかで
父は小学一年生の兄を連れて以前どんぐりを拾った小山に
遊びにいったのです
父親として幼い子に思い出つくりをしたのですね
そして幼くても“男児とは”と諭したかも
だから兄は父の出征後当分は枕元に木剣を置いて就眠していたのです