花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

傍で

2023年01月31日 10時47分21秒 | 日記

空は青く晴れて雲もなく風もなくて
暖かな朝です

裏庭ではカラスさんかしらヒヨドリさんかしら
大きなおみかんを木からもぎ落したのでしょうね
くちばしでつつきながら食べたのでしょうね 可哀そうに
言えばちゃんともいで皮もむいであげたものを




霜がおりたのですね 真っ白になって美しいけど冷たそうです




思えば今日は小さな村の神主だった祖父の命日です
今日のように暖かな日でした
あの日親を亡くした悲しみのあまり母は柱にもたれて
長時間泣きとおしていました
私は慰めるすべもなくて
傍で一緒に泣くことしかできませんでした
もう遠い日の悲しい思い出です