間違い電話

時々間違い電話がかかってきます
昨日は受話器をとると「メリー喫茶店ですか？」といきなり威勢のいい声です
勿論私は「違いますけどー」と答えました
先方さんは多人数のようです「メリー喫茶店ではないそうよ」と
ガチャンと電話が切れました

間違い電話はよく続いて2回掛ってくることがあるもので
予想通り掛ってきました
そしてまた言われます「めりー喫茶店ですか？」
私はまた「いえ　ちがいますけど」
そして重ねていいました
「貴女ねえ　間違ったら御免なさいくらい言わないとダメでしょう」
すると先方さん「ゴメン　ゴメン　ゴメン　ゴメン　御免なさい」といわれます
笑っちゃいますよね　悪い人ではないのねえ

随分以前のことです
電話が掛かり受話器をとった途端に
いきなり「ようこちゃん？」と大声で宣います
わたしは「いいえ　咲子です」と優しい声で答えましたのに
相当年輩の女性でしたが
「それじゃあ　駄目じゃ」とガチャンと電話を切られました
顔が見えないことは無責任　無礼になるものでしょうか

ピンクの侘助なかなか咲かないのです
ずっとこんな調子です
明日は咲くかしら

残る一枚も

ニシキギが紅葉してはらはらと散っていきました
残された一枚の紅葉も　やがては

庭はすっかり冬の気配です
もみじの葉も全部散ってしまったら私は毎年蹲周囲の小石を
動かして庭掃除をするのがこの時季の作業です
冬の陽射し　今日も静かです




取り残されたミニトマトが侘助の木によじ登って可愛い実を
付けています
もう　終わりですね

出かけようかな

今朝の室温7℃我が家ではこの冬では最低　寒いこと
予定では暖かくして外出予定でしたのに脚が鈍りそうです
でもやはり少し暖かくなったら街まで出かけることにします
お茶屋さんで来年の茶道手帳とお香　そしてプリンターのインクと
美容院に注文している豚の毛のブラシを受け取って来ましょう

寒そうな庭に蠟梅のつぼみが膨らんでいます
毎年葉がはらはらと散った後で馨しい香りともに花を開きます
もう　直ぐですね




キンカン色ついてきました　今年は少し遅いかしら
少し獲って甘露煮にします

佳き日に

昨日は詩吟教室にでかけました
私の今の題名は「奉母遊嵐山」（頼山陽）です
今日最初に吟じたとき師が言われたのです
“普通の歌い方ならこれでいいです　これからは感情のこもった吟じ方”
を学ぶ段階ですと
私にとっては初めて聴かせて頂いた師の言葉であり次の段階が少しだけ
見えてきて新しい課題に取り組むことを嬉しくおもいました
そして師がまず模範を示された吟じ方は私にとっては却って発声し易く
感じられました

良かったです
次回の詩吟教室の日までゆっくり勉強しておきたいものと
おもえば人並みはずれた遅い出発であった私ですしその上声が出ない処から
の出発で師には随分とご苦労をおかけしました　感謝のおもいでいっぱいです
これからも初心を忘れず努力したいと思っています
昨日は佳き日でした

山茱萸の葉がハラハラと散ったあと可愛い花芽をみせています
やがて黄色い花を咲かせて春を告げてくれます

やめよう

腹を立てるの　もうやめよう
そうなんです
年末に押し迫って忙しくないようにとあちこちの隅っこを
綺麗にしています
でも　相棒は？と言ったらジーっと新聞ばかり読んでいます
それが姿勢を正して読むのです
普通　姿勢を正す時はもっと内容豊かに高める時と思っていました
新聞ならあぐらをかいて読んでも似合いますね
私は綺麗にすること懸命にでも一人で
そしていつも私ばかりが

少し休憩した時　ふと思いました　あちこち綺麗になると嬉しい
それはその作業した者だから感じる喜びかも知れない
相棒はそんな喜びを感じることが出来ないなら少し可哀そうかも知れない

家のあちこち綺麗になれば嬉しいからこれからは年末などとはいわないで
度々こんな作業をしよう
腹を立てるの　もうやめます

ホトトギスも可哀そう　冷たい庭で独りぼっちで
もう最後の花でしょうに