花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

虫の音

2018年08月10日 10時27分26秒 | はな

今朝は早く目覚めてしまいました
4時では起床には早過ぎます
ふと聞えてきました 耳を澄ますとか細く聞こえるのです
秋の虫の音
嬉しいではないですか
そう立秋ですもの





我が家の吾亦紅少し変です
一株のなかで青い葉の部分と枯れた状態の部分と
実の付いた部分とに分かれます
お花屋さんで観るような吾亦紅を育ててみたいものです




こころからの

2018年08月09日 09時42分07秒 | 日記

この頃になるといつも思い出すのです
先の戦争終盤でだれもが平穏なこころを持つことは困難な折の筈です
あの原爆の日のことです
私の母も被爆して家の下敷きになり見上げると微かな一条の光が見えたので
それをたよりに這い出して一目散に戦火の市内を逃げ惑い
とある静かな住宅地に辿り着き一軒の見知らぬ家の玄関に立ったそうです
夏の普段着の和服細帯一本で裸足そして逃げる途中で
黒い雨を頭から全身に被っていて
そんな汚い姿の見知らぬ女性を
その家のご婦人は招き入れてまずお風呂にはいらせて着替えを整えて
麦ごはんの食事を提供して
「これからいか程の金子があれば目的地に行けますか?
多くお渡ししても失礼にあたりますから」と

原爆投下の事は未だしられていない時刻だったでしょう
大変な事態が生じたことは母の姿から察し出来たかも
黙って玄関の戸を閉ざして追い払われても仕方のないものを
よくぞこころからの優しいご親切な対応をしていただいたものと
あの時の事をおもうといつも
手を合わせて拝みたい気持ちになるのです
そうなのです 母は地獄で仏をみたのです

そして思うのですいつか誰かが大変なことに遭遇した時
私が自分に出来る限りの最高の親切な対応をしなければと
そのことがあの時の母が受けたご親切へのご恩返しになるものと



今年も野牡丹のつぼみがふくらんできました










































白内障

2018年08月08日 08時26分35秒 | 日記

友人が白内障の手術を受けたら何と視力が回復して
とてもよく見えるようになったことが嬉しくて
障子の桟にたまったほこりを丁寧に綿棒で一か所ずつ
取り除いたそうです
お茶人で障子の多いい日本家屋に住んでいるのです
さぞ草臥れたことでしょう

私の周囲にはもう白内障の手術を受けた人がたくさんいます
私は50代のころにある眼科医がいわれたのです
「貴女はいいですね 一生白内障の手術はしなくてもいいですよ」
50代の様子で今後の事も判断できるのだなと思ったものです
でもその後に体調を崩して服用を始めた薬がなんと副作用で白内障
を併発しやすいと書かれていました
少し心配して昨年眼科受診しましたら眼科医は
「白内障は大丈夫です」と
眼の性がいいんだなと感謝 感謝
私宅も障子は多いかも
でも綿棒で障子の桟のほこりを取り除いたりはしませんね




高砂芙蓉は繁殖力の強い花ですね
あまりにも沢山咲いたので昨年はスコップで根っこを
排除したのに今年も元気に咲いています
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心配かけたね

2018年08月06日 11時33分21秒 | 日記

暑い一日の始まりです
裏庭ではさもまるで慰めてくれるような表情で
秋明菊が花を開いていました
今日も佳き日になりそうです




昔の人は言っていました
雷がなるたびにキンカンは花を咲かすのだと
今年は遅い開花と思いましたがボツボツと何度も咲くのです
昔のように雷 夕立ち 虹の光景見られません
虹はいつから見てないかしら





遠くに住む甥が電話で話してくれました
この度の災害で私の住む地方の惨状をテレビで観たので私宅に
電話をしたがずっと不通で心配の挙句に
この地の避難所を調べて私たち夫婦が避難して
お世話になっていないか調べたそうです
心配かけたのですね
笑って話すことが出来て幸せです
ありがとう





仮縫い

2018年08月05日 08時24分59秒 | 日記

少し以前に晩夏に着る洋服をオーダーしていました
ぼつぼつ仮縫いに行っておかないと

でも来年1月まで我が町を走るJR線が不通のため外出は
少々億劫になっていました
帰りは少々時間が掛かる市内バスを利用することにして
平素のバスの終点からは
さらに臨時便の生活バス(と呼ばれている)に乗車しました
その生活バスには初めて乗車しましたが山の手に建っている綺麗な
団地内を丁寧に巡回してゆったりとした気分になれる初体験でした

仮縫いも手慣れた洋裁師さんが段取りよくしてくださり
これからは若い年代に誂えた洋服ばかりではなくて
少し落ち着いた雰囲気で着れるかもと
出来上がりを楽しみにしています

茹だるような猛暑の連日に交通事情も思わしくなくて
負担に感じていた昨日の外出のことを
小さな宿題を終えたような
すっきりした気持ちになった一日でした
そして思ったものです
何事も思い煩わないことが大切なのだと




がんびの花が今年の咲き終わりのようです
平年なら少し遅れて咲く松本せんのうの花と競って
咲く筈なのに
今年は松本せんのうの状態がよくなくて寂しい感じです