今日の産経新聞「朝の詩」に
“逢いて”という詩が掲載されていました
お盆だからちょっとでもいいから
お母さんに逢いたい
逢えば喧嘩するかも 喧嘩してもいいから逢いたい
という意味でかかれていました
もしお盆だから逢えるのなら
お母さん
私も是非ともあなたに逢いたいです
もう30年も逢っていないけど私のこときっと全部全部覚えて貰っている筈です
ちょっとでもとは言わないで
是非とも何日も滞在して欲しいのです
あなたに逝かれた当初はそれが受け入れられないで当分は
あなたが二階のあなたの部屋に居るのだと
おもうことでこころの安らぎがあったものです
あなたが好きだった花を9か所に活けて
出かけるときは直ぐに座れるように仏壇の前に座布団を置き
玄関にはお洒落だったあなたの大好きだった草履を揃えて
いろいろと喜んで褒めて貰えるようなことを考えていたものです
もし逢えたなら勿体なくて喧嘩なんかできないと思うのです
私もしかしたらあなたと別れたときから成長していないのかも
洋服だってあの頃のものを着ています
お茶のときに着る和服だってあなたに誂えて貰ったものを
今でも着ています
でも熱心に導かれた茶道傳物の点前なら大丈夫です
あの頃以上にできるかも
逢っていない30年間のこと何から話せばいいかしら
きっと何日も何日も話すことでしょう
そして
これからの私の老後のこと相談にのっていただけるかしら
私の命が終える頃のこと
あなたはやさしく道案内してくださるかしら
小エビ草咲き始めました
昨年根元から伐っておいたので少し遅い開花です