「あれ、これはもしかして・・」。そのとき、この男は自分の体調の異変に気がついた。
約2週間前、1人でディズニーシーに行ってきた。その3日後の夕方、37.5度の発熱を発症した。「きっと、1人ディズニー行った疲れからきた夏風邪だろう。解熱剤飲んで寝れば治るっしょ」と思っていたが、世の中そんなに甘くはなかった。
翌日の朝、前日より倦怠感が増していて熱を測ると37.9度。胸が締め付けられ、息苦しさを感じたところでファイナルアンサー。「これはコロナだ」と悟り、かかりつけの発熱外来に電話をかけたが、当日分は既に予約で埋まっていた。
すると、歩いて2~3分のところにあるかかりつけ医が、偶然休日診療をやっていた。藁にもすがる思いで、自分の体調を電話で伝えると受診の予約が取れた。そして検査の結果、新型コロナの陽性判定と告げられた(現在は症状も回復し、自宅療養も無事に終えた)。
どこで貰ったか分からない新型コロナ。ディズニーに行った次の日に面談で訪れた会社か、はたまた面談後に休憩で訪れたネットカフェか、それともシーに行った時か。シーに行った時は、一日中マスクをして手洗いや指の消毒していたから、そこでかかったとは思いにくいが、オミクロン株は徹底的に感染対策をしていてもかかることが、自分が感染してよく分かった。
今回の感染を悲観的には捉えていない。むしろ、これからの行動方法を学ぶことが出来て良かったと感じた。現在のオミクロン株は、いくら感染対策をしても自分のような健康的な(自分で言うか)アラサー男でもかかってしまう。となれば、感染を前提として行動するしかない。
誤解してほしくないが、ノーマスクで手洗いうがいや消毒をしないというわけではない。むしろ、それを基本とした上でコロナに感染した時の備えを徹底して行うことが大事だと言いたい。
今回の感染で自分のような単身者は、抗原検査キットと3日分の消化の良い食料の準備、そしてワクチン接種が、コロナ感染時の備えとして大事なことだと分かった。
連日の報道で、発熱外来は受診しづらい状況にあるため、発熱後は自身で購入した検査キットを使って陽性か陰性かを確認したほうが早く次の行動を取れる。検査キットが薬局で品不足になっていると言われているが、アマゾンなどでは様々な検査キットが販売されているため、そちらで購入したほうが手に入りやすい。
コロナに感染すると10日間外出できないため、単身者は食料の買い出しに行けなくなる。また、行政の配食サービスやネットスーパーも即日に届けてくれる可能性は低い。そのため、事前にペットボトル飲料や消化の良い食べ物(ゼリードリンクやカップうどん等)を備蓄しておくことをオススメする。
そしてワクチン接種。「ワクチンを射っても感染するなら射たなくても良いのでは?」と思うかもしれないが、ワクチン接種は重症化を防げるため射つことを勧める。
感染して分かったが、軽症と呼ばれる症状でも、発熱や倦怠感、喉の痛みに息苦しさは起こる。しかし、ワクチンを射ったからそれらの症状で済んでいるのだ。もし射っていなかったら、感染後に容態が悪化し、最悪死んでしまうのだ。寿命も来てなく、流行りの感染症で多くのやりたいことをやり残して死ぬのは辛い。それならしっかりとした準備を行い、コロナ感染の被害を最小限に留めて、療養後もすぐに今まで通りに好きなことを楽しむ生活を送れるようにしたい。
感染を恐れて楽しいパーク体験を出来ずに悶々とするより、感染後の備えをしっかりと行ってパークで楽しい体験をする。これからの1人ディズニーには、感染後の備えが必要なことかもしれない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます