「心身共にタワー・オブ・テラー状態だ」。
そう思うのも無理がなかった。だって、1人ディズニーシーで最高に楽しんだ次の日に、大嫌いな会社に行って辞めることを伝えに行くんだから、心と体のテンションの落ち方がハンパないよ。まさにタワテラみたいな落ち方でキツかった。
昨年末に配属された部署でパワハラ気質の上司と先輩たちによって精神的に苦しめられ、今年休職した。そういうことがあった会社を辞めることを伝えるなら、落ち込むことはないと思う。
むしろスカッとするはずだが、自分が大好きなことを全力で楽しんだ翌日に、大嫌いな会社に足を運んで、同じく大嫌いな人事課の社員と産業医に直接辞めることを言うのは、辛すぎる。だって前日までの楽しかったテンションを一気に下げることをしたわけだから。
家を出るまでは何とも感じてなかったのに、家を出て歩くと胸が締め付けられ息苦しくなり、さほど暑くないのに大量の汗をかきながら電車に乗り、重たい足取りで会社に向かった。大げさに感じるかもしれないが、実際に前述した症状が体に表れた。それぐらい、会社に行くことへ体が拒絶反応を示していたのだ。
人事との面談中も会社に来るときと同じような体調でかなり辛かった。「この会社で働き続けていくことへ、体が拒絶反応を起こしているから辞める」と伝えてもこの辛さは無くならず、家に帰っても寝るまではずっとこの状態だった。
この会社を辞めるに至った経緯については、また後日書くとして、この日の出来事を通じてあることが分かった。それは、1人でディズニーパークに行くのは最高に楽しいということだ。
ある日の辛いことが極端に心身の不調として表れたのは、前日にしたことが最高に楽しかったと考えることができる。つまり今回の自分の経験から言うと、
・前日:1人ディズニー→最高に楽しかった
・翌日:会社に行って辞めることを伝える→前日と代わり最悪な出来事→結果的に心身に不調が現れる
最高の出来事から、最悪のことに直面したことで顕著に体の不調が現れた今回の事例。自分にとっては辛い経験だったが、1人ディズニーが最高に楽しいイベントだということを再認識させてくれる経験でもあった(この日のことは、後日書きます)。
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