一人ディズニー見聞録

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一人ディズニー不思議発見① 門扉の先には?

2022-08-05 07:57:00 | パーク
先日、毎月恒例の一人ディズニーをシーで行った。一人でディズニーのパークに行くと、多くの人が気づかないであろうパークの細かい所にも目が届くため、新しい発見が出来る。

パーク内の細かい所を発見するという行為は、アトラクションに乗るや、ショーやパレードを観るという従来の楽しみ方とは異なる新しい楽しみ方だ。新しい楽しみ方を知ることで、パークをゆっくり楽しむことができ、心に余裕を持ちながらパークで1日を過ごすことが出来るだろう。

今回の発見は、アラビアンコーストの「ジャスミンのフライングカーペット」の左隣にある、来年開業する新エリア「ファンタジースプリングス」に繋がる門扉だ(見出し画像のもの)。

来園したほぼ100%の人がスルーしてしまう新エリアへの扉だが、これはゲストを楽しませるためのパーク側の演出だ(ここから書くことは、あくまで個人の考えであり、パークを運営するオリエンタルランドの見解ではありません。ご了承下さい)。

映画『インディー・ジョーンズ』シリーズの舞台となる1930年代の中央アメリカにありそうな新エリアへの巨大な門扉。この門扉からかなり離れて見ると、扉の向こう側で新エリアを建設しているのがよく分かる。そのため、この門扉を見た多くのゲストは「あの先には、新エリアが出来るんだ~」と期待を抱かせるが、それは多分軽い感じのものだと思う。それぐらいでは、ほとんどのゲストは素通りしてアラビアンコーストかロストリバーデルタに行くだろう(それが普通の反応だ)。

ところが、この門扉の近くから見ると、目の前には閉まった門扉しか見えず、その先に何があるのかは全く分からないのだ。それが、この扉の最大の特徴だ。

つまり、閉まっている門扉しか見えないようにすることで、「この先にはどんな世界が待っているんだ?何があるんだろう?」という好奇心や期待感を掻き立たたせる要素があるのだ。もしオリエンタルランドが、この扉にそういった要素を入れているのであれば、これほど手の込んだ演出はないと思う。扉一つでも、来園者を楽しませる工夫をしているのは、さすがとしか言いようがない。

一見、何の変哲もないように思える新エリアへの門扉。しかしこれは、来園したゲストに対して「新エリアはどんな感じなんだろう?」という好奇心や期待感を高めさせるための演出なのかもしれない。


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