ウォーキングの「グループわらじ」活動紹介

主に宮城県内で、楽しく歩いて自然に親しむをテーマに、毎月一回徒歩定例会を実施中。2024年6月で600回を数えました。

グループわらじ 第605回徒歩定例会-2「箱崎半島先端一周ウォーク」

2024-10-30 00:00:00 | グループわらじ徒歩定例会

10月の宿泊例会の二日めを報告します。今回のコースの一部はみちのく潮風トレイルMCTと重複します。なお、使用した写真は以前にトレイルを歩いた時(2024年3月)や、下見(2024年7月)と行事当日の物が混在しています。

グループわらじ 第605回徒歩定例会-2「箱崎半島先端一周ウォーク」

2024年10月13日(日)12.4キロ(2日間の合計20.0キロ) 参加者20名

目覚めるとまさに日の出の瞬間、急いで写真を撮る。日本はどこでも電柱電線の間からの日の出となる事が多い。

朝食を取って30分早めに出発。

希望によりコンビニで飲料調達。三陸鉄道鵜住居駅で当日参加者二人を迎えた。

鵜住居白浜でバスを降りる。下の写真の防波堤の裏側に停めました。

林道歩きを初めて、約1時間、千畳敷との分岐となる大沢遺跡に到着しました。ここで体調の悪い3人は戻り、大槌バスツアーとなりました。

ここから本格的な上り(と言っても林道です)が始まり、トンネルまで続きます。落ち葉の間にマムシがいました。

千畳敷方向ですが見えません。下の写真は3月の葉の茂っていない時期の物です。

続いて大仮宿トンネル、照明は何もありません。

下りになり、木々の間に三貫島が見えますが、下記の3月の写真の様には見えません。説明板によると、漁が少なくて困った時でも、この三貫島の回りは良い漁場になっていて、行けば魚が三貫文(今のお金で7,500円位だそうです)は取れた事が島の名前の由来だと。

仮宿方向がきれいに見え始めました。

トレイルから近道(津波時の避難通路)を通って、三貫島神社へ出ました。朱塗りの鳥居がきれいです。

神社の前は仮宿漁港です。下まで降りると大変なので、神社の回りで昼食としました。港まで行った方のお話しでは、堤防に釣り人がいてアジが入れ食い状態だったようです。

昼食後、トレイルから分かれて、出発地の白浜へ直接向かいます。こちらにもトンネルがありますが、車が時々通ります。スマホの明かりをつけて歩きました。

トンネルを出てしばらく歩いた所にバスに来てもらい、本日のウォーキングのゴールとしました。大槌湾の向こうには、右に鯨山(MCTのコースです)、左に小鯨山が見えます(小鯨山への登山道は未確認)。大槌湾には蓬莱島(ひょっこりひょうたん島)の赤い灯台が少し見えました。

根浜(ねばま)オートキャンプ場でトイレを借りて、釜石北インターから三陸道に入り、帰途につきます。三陸道の駅と矢本のパーキングで休みました。矢本では新しい東松島道の駅の建設が最終段階で、現行の三滝堂の一本勝ち状態が変わるかも知れません。

予定の17時半に仙台駅東口に無事に到着する事ができました。皆さん、運転手さん、ご協力ありがとうございました。 (TK)


グループわらじ 第605回徒歩定例会-1「本州最東端魹ヶ崎ハイキング」

2024-10-23 00:00:00 | グループわらじ徒歩定例会

10月の宿泊例会の一日めを報告します。今回のコースはみちのく潮風トレイルMCTと重複します。なお、使用した写真は以前にトレイルを歩いた時(2023年11月、2024年4月)や、下見(2024年7月)と行事の当日の物が混在しています。先導して歩いているとすべての写真を撮るのは難しいのです。

グループわらじ 第605回徒歩定例会-1「本州最東端魹ヶ崎ハイキング」

2024年10月12日(土)7.6キロ 参加者18名

仙台駅東口から三陸道経由で3時間強で鮭で有名な津軽石、ここから重茂(おもえ)半島に入ります。途中『えんやあどっと』と言う水産振興施設で休憩。まだ11時半、三陸道の威力は大きい!

今回は姉吉へ入る道が狭いために、バスをマイクロバスにした。姉吉の集落から漁港へ下りる道が細い。その途中に、明治と昭和の津波碑がある。上部には「ここより下に家を建てるな」、

下部には「明治29年にも昭和8年にも、津波は来た。生存者はそれぞれ2名、4名しかいなかった」と理由を明快に述べている。

すぐ下に今回の震災の津波到達碑。津波遡上高40.5m、有人地点で国内最高。津波は3回とも同じ高さまで来たようだ。

綾里の両方向からの津波が重なり合って高くなった所と共に、記憶に留めておきたい。

みちのく潮風トレイル(MCT)の魹ヶ崎入口の所にバスを停めて、まずは姉吉漁港で昼食。水が澄んで船が空中に浮いている様だ。

スタートするが、辛い上りの道だ。

最初に木に浮きが引っかかっている。

次いで、津波到達点、

すぐに魹ヶ崎までの遊歩道の最高地点があるから、

その後は緩いアップダウンだけだ。1つの橋と4つの沢を越えて歩く。沢の名は大和言葉とアイヌ語?の混じった様な感じがする。

アカサキ沢?最高点から1時間ほど進むと魹ヶ崎灯台に着く。灯台下のあずまやから見る太平洋は遮るものがなく、雄大そのものだ。

本州最東端の碑は後回しにして、まず灯台裏の長浦の景色を見に行く。下見の時は波穏やかな様子だったが、

今日は青空だが波は荒く白波が立っていて近寄ることが出来ない。

早々に引き返し、最東端碑に向かう、灯台と碑を背景に全体写真を撮る。

岬を堪能したら、姉吉へ戻る。帰りの足取りは軽い、

新緑の時の様子を出します。

再び『えんやあどっと』で休憩。今度はワカメソフトを賞味。(写真なし) また三陸道を通り、山田南で降りて45号線へ。浪板海岸の民宿に入る。着くのは早くとも走った距離は変わらない、バスはそのまま給油に向かった。

宿には山田から客人が来て下さったり楽しいお出迎え。入浴の後、夕食に。海の幸、通常は刺身だが今はアジが豊漁とかでフライが、また旬のサンマも皿に載りました。

『えんやあどっと』で入手した本州最東端訪問証明書をここで配布。

疲れていたからかビールはあまり進まずに、食後の2次会となった。幹事部屋に過半のメンバーが集まって、飲み直しながら懇親を深める。特に今回は他グループより3人の仲間をお迎えしたので、話に花が咲いた。(TK)


グループわらじ 第604回徒歩定例会「北上運河と旧北上川」

2024-10-16 00:00:00 | グループわらじ徒歩定例会

久し振りの徒歩定例会報告として前回の束稲山に続き、同じ9月の短距離例会を報告します。今回のコースの一部はみちのく潮風トレイルMCTと重複します。なお、使用した写真は(巻石を除いて)2022年11月の物です。

グループわらじ 第604回徒歩定例会「北上運河と旧北上川」

2024年9月29日(日)10.3キロ 参加者26名

今回は、石巻の旧北上川と北上運河沿いを歩きました。明治の面影が残る石井閘門。住吉公園では石巻の地名の由来となった「巻石」。復興公園から上がる石段は本当にきついです。今回はそんな見所を楽しみながらの歩行となりました。がんがん歩かないグループわらじ!新しい試みはいかがだったでしょうか? (KS)

まずは仙石東北ラインで陸前山下駅に到着。(仙台駅では、仙石東北ラインは地上ホームから、仙石線は地下ホームからですよ!東北線(交流電化)松島駅の仙台寄り手前と仙石線(直流電化)高城町駅の仙台寄り手前の間に短絡線(非電化)ができました)

山下駅を降りて、石巻工業高校(石巻高校「せきこう」に対して「いしこう」と呼ぶ)の脇を通って北上運河に出る。運河沿いを歩くとすぐに石巻線(非電化)の下をくぐる。

更に歩くと旧北上川との合流点に出る。ここに石井閘門がある。ここが貞山堀の北の端で、吉田川鳴瀬川から東名運河で松島湾へ。さらに御舟入堀で七北田川、新堀で名取川、木曳堀が南の端で、阿武隈川まで内海で天気に関わらず繋いだのが素晴らしい!(江戸時代に出来たのは、木曳堀と御舟入堀のみで他は明治になってから出来た)

石井閘門の脇の堤防からは対岸の石巻専修大学が良く見えた。

堤防の上を下流に向かう。MCTはそのまま旧北上川沿いに歩くが若干冗長なので、開北橋から市内を歩いて直接住吉町に出ました。袖の渡しになります。袖の渡しは松尾芭蕉の「奥の細道」にも出て来ます。

下の写真の奥の鳥居が大島神社の鳥居です。写真右側の島の奥に三つ石碑が建っていますがその奥のあたりに「巻石」があります。

その場所で、ちょうどウナギが釣れた所で、ウナギの脇の石が「巻石」です。

大島神社の裏には、MCTを歩く人々御用達のフタバインがあります。気持ちの良い宿です。歩く時のご参考までに。

旧北上川沿いを河口に向かうと、春に歩いた田代島と網地島に向かう網地島ラインの船着場に出ます(ここで昼食)。中瀬には、石巻のランドマークである石ノ森章太郎漫画館が見えます。

この後、更に河口へ向かい、新設の石巻かわみなと大橋をくぐって「石巻南浜津波復興祈念公園」へ向かいました。帰りは(坂がきつかったけれど)日和山に寄って、石巻駅に戻りました。 (TK)

暑さも一段落し、曼殊沙華が咲く川沿いの土手は川風がさわやかで歩いていてとても気持ちの良いものでした。石巻はまだまだ震災のあとが何処でも感じられました。なぜここがこんなにきれいなのか。そう、復興のさなかなのだと。ゆったりと流れている北上川も石巻南浜津波祈念公園で濁流の様子を目の当たりにし、自然の驚異をあらためて感じることができました。 (YO) 


グループわらじ 第603回徒歩定例会「束稲山と中世奥州の史跡を巡る」

2024-10-09 20:22:03 | グループわらじ徒歩定例会

久し振りに徒歩定例会として9月の例会を報告します。8月は昨今の暑さから夏休みをいただきましたので、7月の村田オルレ以来になります。今回は県外ハイキングとして、平泉の低山を歩きました。

グループわらじ 第603回徒歩定例会「束稲山と中世奥州の史跡を巡る」

2024年9月15日(日) 晴れ 参加者26名

今回の例会の計画は当初「姫神山登山」・・・まだ登ったことのない山、登ってみたい山の一つでした。5月26日4人で荒見(当グループでは、下見の前の担当者による車で出かけての確認をこう呼びます)に出かけました。計画当初は、ガイドブックの距離や所要時間などを見て楽に登れると高をくくった感じでした。標高差が600m以上あったので、急登だろうと思い、不安はありました。実際登ってみると予想以上に急登、予定の時間で登ることができませんでした。体力の限界?運動不足等々、ということで姫神山はあきらめ、ほかの場所を帰りの車の中であれこれ話をしながら来たが、姫神山に匹敵するコースは思い浮かばず。それから間もなくしてリーダーからのメールで束稲山など標高500m程度の山をお知り合いから紹介された山、その山をベースに中世奥州の史跡巡りなどを加えたコースに変更、前と同じメンバーで下見をする。このコースでも前半のみでコース後半の史跡などを巡るコースは無理と判断。やっと今回のコースに落ち着いたところです。こんなにコース選びに苦労したのは今回が初めて、そんな甲斐あって、歩きごたえのある登山と中世奥州の歴史を一寸ですが感じることができたのではと思います。

◇西行桜の森(木工芸館)・・・雨具準備のあと、ミーティング、準備体操、写真撮影後、小雨の中出発する。急な砂利道を進み駒形山の道標を右へここから先にある無量我丘、雨よけ岩、夫婦岩は雨が降っていたので、立ち寄りせずにオオムラサキ展望台に進みました。ここまでの名称は、木工芸館初代の館長さんが名付けたことを平泉町農林振興課の方に教えていただきました。木工芸館では、雨具の準備でホールをお借りしたり、手作りの杖をいただいたり大変お世話になり管理人さんに感謝です。ありがとうございました。

◇オオムラサキ展望台⇒ここからの展望も良く平泉が一望できた。この先も急登が続き少々きつかったが、整備された石段の階段は歩きやすく趣きのある登山道でした。

◇駒形山⇒ここからなだらかな道を進む、北側に展望がときより広がる歩きやすい道でした。

途中迂回する道が二か所あり、二つ目の迂回路を右に進むと間もなく経塚山の山頂の先に出る。ここから左へ一寸戻ると経塚山の山頂である。

◇経塚山⇒山頂は岩の上、その上に銘板が置いてあった。

山頂は2~3人立てるぐらい狭く立ち止まる程度だったけれど眺望は良かった。

ここから先にある経塚山展望台跡も広く展望も良かった。しばし胆沢扇状地の展望を楽しむ。ここを後に県道に向かう、途中正面にパラボラアンテナの鉄塔が目に飛び込んできた。その先に見えるのが束稲山と勘違いした音羽山だった。ここから間もなくすると県道、ここから右に進むとまもなく左手に国民宿舎跡の石碑があった。

県道をしばらく歩くと道が開け両側に駐車場が見えてくる。その左手に音羽山の新道の小さな道標それに沿って急な上り坂を進む、道は雨のため少し滑りやすかったので、帰りは要注意と思いつつ山頂を目指しゆっくりと登る。

◇音羽山⇒予定より少し早めの昼食、山頂は周囲にツツジが植栽、芝生も整備されるなど庭園のようであった。山頂で胆沢扇状地をバックに写真撮影、阿弖流為(アテルイ)と母礼(モレ)のご神木を眺めつつ音羽山を後にする。下りは足元に注意しながらゆっくりと進む、音羽山入口の駐車場で待機していたバスにザックを下ろしアテルイ木像に向かう。

 

◇アテルイ木像⇒アテルイ木像の入り口も手入れされていないので、少しの藪を過ぎると木立の中にアテルイの木像がひっそりと立っていた。木像は波板のトタンで囲われていた。木像は意外にも木肌がしっかりしており傷んでないように思いました。往時は蝦夷の族長としてこの地を守ったその迫力を感じる木像でした。

ここから手入れのされていない登山道を避け県道に出て左折、間もなく関係者立ち入り禁止(バイク進入禁止の為の設置の由)の看板に沿って作業道を進み束稲山の山頂へ、コンクリートの整備された道を進むと間もなく開けてくる。ここがアテルイ木像から登山道との合流地点。北方に鉄塔がそびえ立っている。

◇束稲山⇒山頂には小さな石碑?「束稲山593.7m」と刻まれた銘板が置いてあった。やはりここも手入れがされていない草むらの中にひっそりと立っている。周りはアンテナが林立しており異様な光景でした。来た道を戻り音羽山入口の駐車場へ無事ゴールする。今回のルートは前回2019年のコースとは違い束稲山から音羽山は逆コース、加えて西行の森から駒形山経由して音羽山へは初めてのコース、風情のある石段登山道と奥州の山並みを展望しながらの歩くコースは大変良かったです。またよく整備された登山道は大変歩きやすかったことも良かったです。整備されている方々に感謝です。

ここからは、バス移動で奥州衣川歴史ふれあい館へは山毛欅峠経由で向かう、ふれあい館では館長さんより安倍氏と藤原の家系話と中世奥州の歴史から現代までのお話を聞くことが出来ました。また思いがけない地元の講談会による歴史講談の鑑賞と中世奥州の歴史を楽しく学べたひと時でした。急遽着替えなどに和室を提供してくださり館長さんに感謝です。参加者皆さんのご協力により事故なく無事歩けたことに感謝です。ありがとうございました。(GO)

ご参考までに京都の清水寺のアテルイ・モレの碑を紹介します。


予告編:グループわらじ 第605回徒歩定例会「本州最東端魹ヶ崎ハイキングと箱崎半島先端一周ウォーク」

2024-07-24 00:00:00 | グループわらじ徒歩定例会

予告編:グループわらじ 第605回徒歩定例会「本州最東端魹ヶ崎ハイキングと箱崎半島先端一周ウォーク」(仮題、宿泊行事)

2024年10月12~13日(土~日) 距離約16.1キロ

今回は10月行事の予告編です。下記に行程の概要をお知らせします。

みちのく潮風トレイル(MCT)の岩手県の重茂半島と箱崎半島の一部を歩きます。興味のある方は、次のリンク一番下の「お問合せはこちらまで」からお問合せ下さい。宿泊予約とバス定員(25名)がありますので、事前申し込みをお願いします。費用等の正式な案内ができるのは8月6日以降、また筆者の都合により、8月中旬~9月末は返信が遅れます。

2024年4月から2025年4月の50周年記念徒歩定例会までの行事計画 (biglobe.ne.jp)

まずは仙台駅東口のバスターミナルに集合です。土曜日の午前8時前に出発し、三陸道経由で途中休憩しながら宮古の手前の津軽石まで行きます。津軽石から重茂半島に入ります。重茂トンネルと漁協を過ぎ、更に宮古市重茂水産体験交流館えんやぁどっと(帰りに寄ります)から道が細くなり、姉吉の集落に曲がり、キャンプ場まで行ってバスを降ります。最近までデイキャンプ場でしたが、今は終日滞在できます。

キャンプ場の先の姉吉漁港で(持参の)昼食をとってスタートです。

魹ヶ崎への入り口の標識です。右側の奥に見えるのが姉崎漁港で、屋根があります。

直ぐに震災の時のウキが木のかなり上の方に引っかかっているのが見えます。

さらに上ってから、津波遡上点の表示があります。

更に少し頑張ると、歩道の最高点に着きます。

ここからは魹ヶ崎の灯台までは、ガケオトシ沢、カゴシルシ沢、コヒガシリ沢、アカサキ沢の4つの沢を越えながら、緩やかなアップダウンになります。

キャンプ場から3.5キロ、1時間強のハイキングで魹ヶ崎に到着です。手前は本州最東端の碑です。

本州最東端の魹ヶ崎灯台は1957年の木下恵介監督の松竹映画「喜びも悲しみも幾歳月」佐田啓二、高峰秀子主演の舞台となった所です。灯台から東側は遮るものがなく、漁船やフェリー・貨物船などがみえます。また灯台の裏には長磯と呼ばれる、とてもきれいな海岸があります。

灯台の下の東屋や最東端の碑、長磯の岸などで休んだ後、同じ道を通って姉吉キャンプ場へ戻ります。みちのく潮風トレイルは長磯の先の北の方、種刺海岸を通って、重茂漁港、そして10人ほどが泊まれる民宿音部荘に近い音部漁港へと続いています。(その先は月山を越えて、津軽石から宮古へ行きます)

なお、姉吉キャンプ場から南のみちのく潮風トレイルは、更に海岸沿いに石浜、寒風峠、寺地越から、山田町浜川目へ出て、山田町の中心部へ行きます。(その南は船越半島、鯨山、浪板海岸になります)

姉吉キャンプ場へ戻ったら、バスに乗り、朝に通ったえんやぁどっとで本州最東端到達証を受け取り(希望者はワカメソフトを食べたり、お土産を購入して)、津軽石から再び三陸道で山田、船越を越えて、本日の宿のある大槌町の浪板海岸へ向かいます。(民宿泊)

翌日は南下します。45号線で大槌を越え釜石市に入って、ラグビー場のある鵜住居(うのすまい)から箱崎半島へ入ります。根浜、箱崎漁港を過ぎて、白浜漁港(鵜住居)でバスを降ります。

町はずれに白浜神社(下の写真)を横目にみて箱崎半島の先端方向へ、杉林の林道ウォーキングです。

3.5キロ1時間ほど歩くと、大沢遺跡に着きます。ここから半島先端の千畳敷まで2時間(往復3時間半)ほどですが、今回は省略です。(写真は3月のものです)

さて仮宿方向へ出発です。2.5キロ45分程登りが続きます。林道ですが、車が通った形跡はありません。

途中、木々の葉が無ければ、千畳敷方向が見えます。(写真は3月)

最高点に大仮宿トンネルがあります。(写真は南から北方向を見る)

トンネルを過ぎると下りになります。左手に三貫島が見えますが、木々で見にくいかも知れません。(写真は3月です)

また磯の景色も見ごたえがあります。(写真は3月です)

トンネルから6キロ2時間ほどの下りで、仮宿の集落に着くと、避難道経由で三貫島神社へ裏の方から入る事ができます。

神社の前は、仮宿漁港です。この辺で昼食の予定ですが、もう少し手前になるかも知れません。

仮宿漁港から、坂を上って白浜へ向かいます。峠にやはりトンネルがありますが、こちらは時折り車も通るので、注意して歩きます(携帯電話の明かりを付けましょう)。20~30分の歩きで、バスに乗れます。

バスに乗ったら、根浜のオートキャンプ場に寄ってトイレ休憩させていただき、三陸道経由で仙台へ帰ります。途中で休憩しながら18時ごろの仙台駅東口到着を目指します。  (TK)