8年。

あれから8年が経ちました。
先日野暮用で気仙沼まで行ったのですが、沿岸地区は復興はまだまだなようです。
神戸の時はもっと復興は早かったように思うけどどうなんだろう。

最近あの時のことをよく思い出します。
映像がよく流れるからかもしれないけど。
昔より津波の映像を見ると辛い気持ちになる。
自分には時が流れたけど、亡くなった人達の時は止まったまま。
どんどん年齢が離れていく。
あの時もっと何か出来たんじゃないかとも思うし、今でも何かもっと出来るんじゃないかとも思う。

高校の同級生のお兄さんの記事を偶然見つけました。
ご両親も亡くなられたとのことでした。
何度かお家にお邪魔したこともあり、改めて切ない気持ちになります。
海から離れてる気がしてたけど意外と近かったんやね。
ご遺体は早めに見つかったとのことなので、それだけは良かったとは思います。
せつない。

地元に居る人は変わっていく風景で気持ちを切り替えられることも多いでしょう。
離れてしまうと記憶を塗り替えることが難しくなるものです。
ニュースで見る度に知らない街を見ることになるのでそれはそれでなんとも言えない気持ちになる。
嬉しいような寂しいような。
でもきっと嬉しいことなんだと思う。

たくさんの人の様々な思いが良い方向に進みますように。
そして早く「被災地」と言われなくなりますように。