【駅伝】箱根駅伝総合4位の早大がクラウドファンディング第2弾 11年以来の総合Vへ支援募る
早稲田大学は10日、競走部の駅伝強化プロジェクトの一環として、23年以来2年ぶりとなる第2弾クラウドファンディング「箱根の頂点へ、世界へ」を実施すると発表した。1月の箱根駅伝では往路3位、総合4位と飛躍し、「3冠」を達成した11年大会以来の優勝へ、復活ののろしをあげた。寄付を募り、強化資金に充てることで、新チームで掲げる総合優勝へつなげたい。
23年2月に実施した第1弾では、3月末までに649人から2025万円の寄付が集まった。22年6月に監督に就任した五輪2度出場の名ランナー、花田勝彦監督(53)が主導。箱根駅伝での頂点、世界に通用するランナー輩出のために海外で経験を積む事を目的としていた。4人の主力選手の海外遠征を実現し、世界クロスカントリー日本代表選出、自己新記録の更新につながるなど、大きな成果を上げた。
今回のクラウドファンディングでは、海外遠征や国内外での強化合宿をさらに充実させるだけでなく、優秀な選手を獲得するための奨学金制度の拡充にも取り組む。「個の強化」と「チームの強化」をさらに加速させる狙いがある。
花田監督は「早稲田大学競走部は、『箱根の頂点へ、そして世界へ』を合い言葉に、応援してくださる皆さまとともに古豪・早稲田がふたたび頂点に立てるようチャレンジを続けていきます。ぜひ、ご支援のほどよろしくお願いいたします」とコメントを寄せた。
<詳細>
◆タイトル 第二弾・早稲田大学競走部駅伝強化プロジェクト「箱根の頂点へ、世界へ」
◆クラウドファンディングサービス READYFOR
◆URL https://readyfor.jp/projects/waseda-ac2025
◆期間 25年2月10日~3月31日
◆返礼品 オンライン活動報告会への招待、競走部オリジナルタオル、箱根駅伝選手からの寄せ書き、
競走部オリジナルグッズ(2ウェイストラップ、Tシャツ、応援パーカー、ハーフコート、箱根駅伝公式ウエア)、練習見学会への招待など。