あたらしいスピーカーを、持てる能力を十分に発揮させるには、6か月から1年の「慣らし=鳴らし」が必要と言われます。もっとも人により意見はいろいろです。私はこれまで長年使った英国スピーカーをすべて売り、国産のユニットを買い、自分で組み立てました。
現在その慣らし期間にあたり、2セットのスピーカーを鳴らしています。
1 奥のスピーカー 「飛龍」平面バッフルスピーカーは最も原始的な理論によります。直径16センチフルレンジユニット1本を板に取りつけただけ。箱の制約がない、開放的な音には、一定の愛好者がいます。費用も板とユニットだけで、安く上がります。そのせいか市販メーカーはありません。ユニット価格@8,000、板材価格@10,000 1セット2本で約4万円以下、ただし両端の黒檀浮彫付きの価格は忘れました。これはなくても良いです。
2 手前の箱スピーカー「黄龍」はバックロードホーン方式です。これも市販品は少なく、多くは愛好者の手作りです。ユニット価格@25,000 、箱@25,000 1セット2本で約10万円。ユニットに金がかかっているだけに、こちらの方が「高級感」はあります。
視聴を続けるうちに、どちらが私のメインスピーカーになるか、興味津々です。