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膳部 香蔵(京都市北区)

オリエンタルとジャパンが融合した隠れ家的多国籍ダイニング。


京都市北区小山下総町31  「膳部 香蔵(かしわべ こうぞう)」 
   【1678】



地下鉄「鞍馬口駅」を下車し、出入口②から烏丸通に出て鞍馬口通に入り(右折)、2ブロック先を更に右に折れ、約200㍍上った左手に佇む、総二階の京町家が目印のダイニングカフェです。



オリエンタル調の暖簾の横には、本日の日替りの内容がアナウンスされており、それを横目で見ながら店内へと進みました。



漆黒の天井の梁と古めかしい壁からは、古き良き昭和の香りが漂い、独特の落ち着きを感じます。



手前の土間にあたる部分にはテーブル席が設えてあり、すりガラスの窓から淡い日差しが差し込んでいました。



その奥がフローリングの座敷となっており、若いママさんや子連れに人気のスペースとなっています。  



メニュー表①
看板のカレーはインド、欧風、タイの3種類が揃い、専門店といっても差し支えない程、バラエティーに富んでいます。



メニュー表②
裏面は一転、ハンバーグを中心とした洋食メニューのラインナップで、店頭の日替りを含め、どれにしようか予め決めておかないと、迷うことしきり。



「ハンバーグ・からあげ定食 900円」

メインの1プレートに、雑穀米(もしくは白米)と塩梅のよい味噌汁が付いた定食で、彩もカラフルで纏まりがあり、いただく前からなんだかウキウキしましたよ。



自慢の手ごねハンバーグは黒毛和牛の切り落としを使い、繋ぎを入れて無いため肉肉しさが全面に出て、食べ応え十分です。 もちろんデミも穏やかな味わいで、ハンバーグを引き立てていますよ。   一方の唐揚げも独特の食感が秀逸で、添えてあるつけダレをチョン漬けすると辛さが加わり、尚一層楽しむことができました。 旨い!


なかなかどうして、しっかりとしたコンセプトで丁寧に仕事がしてあり、偶然路地裏で見つけたお店ですが、キラリと光るものを感じましたよ。   またこの形態にしては男性客が多く、おやじにとって一息つけたのもラッキーでした。

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