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夜長茶廊 (倉吉市)

ホンワカ雰囲気にピリッと刺激の立つカレー。  そのコントラストの妙が実に心地よい古民家カフェ。


倉吉市西町2698  「夜長茶廊 (よながさろう)」 【1768】



県中部倉吉、打吹山の袂の、ちょうど倉吉土蔵群の西端にあたる、西町「くまの歯科」右隣に佇む、POPなブルーとホワイトの庇が眩しいカレー&喫茶です。



店頭のスプーンをモチーフにしたイラスト。    そのゆるりとしたデザインに、初めてでもどこか懐かしさを覚えるのはおやじだけでしょうか。



入ってすぐのフリースペースでは、広島県北広島町在住のアート作家兼coffee店主である、ayumさんの個展が開かれていました。



ayumさんの絵画は店内にも常時飾られており、まるで観る人を並行する音のないパラレルワールドに一気に引きずり込むようなその不思議なタッチに、魅了される人も少なくありません。



元は大正時代から続くお菓子屋さんだった古民家を、リブートした店内は穏やかな空気が支配し、時間を忘れ、長居したくなるような気分になりますよ。



メニュー表①
エスニックなインド料理と地元鳥取の食材が融合したアイテムの数々は、眺めているだけでワクワクします。



メニュー表②
またカウンター席には本日のスペシャルが立てかけてあります。



オーダーを通すと運ばれてくる2種類のアチャール。
カレーの付け合わせとしてインドでは定番の漬物で、日本でいうところの福神漬けみたいな存在かな。  因みに赤の方がピリ辛です。



「2種類のカレーセット 1,300円」

赤ん坊の顔ほどもある香ばしいパパド(ウラド豆の揚げせんべい)が先ずインパクトを与えるセットで、写真左がバターチキン、中央がチキンとなっています。



もちろん裏側にはライスとターメリックライスが隠れていますよ。
さてそのお味は、チキンは丸ごとのスパイスと鹿野地鶏の旨味がコンビネーションよく融合し、バターチキンはさらに白バラ生クリームと大山バターが加わり円やかなタッチで、刺激とマイルドを交互に味わいながら一気に平らげてしまいました。  美味い!



「キーママタール 1,300円」

地鶏ひき肉とグリーンピースを使った限定キーマで、スパイスが一層際立ち、それをパクチーと玉子が絶妙にサポートしており、その三位一体感がいかにも巧みで言うことなし!



鮮烈さとともにアイデアの鋭さを感じ、且つ他では味わえないテイストに、ハマりそうになることこの上なし!


県内にもカレーショップは数あれど、ここまで個性的で独創性にあふれているところはなく、しばらく間隔を置くとまた食べたくなる中毒性すら感じます。   ご馳走様。 また来ます!

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