おやじ News! watch-dogs

京料理 あさだ(京都市伏見区)

「京料理割烹」と言えど、それ程肩ひじ張らずに暖簾を潜れます。


京都府京都市伏見区村上町364-4  「京料理 あさだ」   【1181】



京阪「伏見桃山駅」または近鉄「桃山御陵前駅」を下車し「伏見大手筋商店街」をズドーン!と西端まで突っ切る。  アーケードが途切れたらそのまま「大手筋通」を約300㍍西進した左手に在る、淡い茶色の外壁が目印の京料理のお店です。



それ程でもありませんが、一種独特の佇まいが表にありますので「お品書き」がこの様に玄関先にアナウンスされています。  ランチ時にはリーズナブルな1,080円の献立と、ミニコースも設定されています。



コチラは夜のコース。  流石割烹店だけあって、コースで3,000円から、懐石で6,000円よりとそれなりのお値段がします。



内装もそれらしい雰囲気で、カウンター席のお盆も整然と並び、温かみの中にもキリッとした空気が漂っています。   勿論個室も完備されていますが、障子が閉められており収容人数は把握できませんでした(2階もあるのかな?)



急須にまで雅さを感じるのはおやじだけでしょうか。



「点心 ¥1,080」

冷たい蕎麦と1プレートに7種類のおばんざいがのった献立で、シチュエーションを考えるとCP度はマズマズと言えるでしょう。



冷たいお蕎麦。
素麺の様な極細の乾麺だが素性は良く、茹で、さらしは完璧なので、それ程失望感は無い。   また結構量もあり食べ応えがある。



おばんざい。
サトイモのたいたん、ホウレンソウのおひたし、出し巻き玉子、酢の物、みそのせ等々、どれを取っても京都らしいはんなりとした薄味で纏めてあり、食材本来の旨味が楽しめよい。  勿論その所作も味の内で、さり気なく雅です。



ブドウのシャーベット。
程よい粒子が舌を刺激し、その後ゆるやかに溶け何とも心地よい。   果実の濃縮された味が、料理の〆を爽やかに演出してくれました。


お店の本筋は矢張りコース、懐石を食してみないと判断できないが、それでも実力の一端が垣間見え、機会と予算があれば是非8,640円也の懐石を堪能してみたいものです。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「京都府(美味しい物)」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事