京都市中京区室町通夷川東入る鏡屋町50-3
「和、町家ごはん そいる#」 【1638】
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地下鉄「丸太町駅」を下車し出入口⑥より烏丸通に出て下り、1ブロック先の夷川通を右折する。 その約100㍍先右手に佇む、桃色の看板建築が目印の、創作居酒屋ダイニングです。
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暖簾を潜り玄関先に立ち見上げると、京町家特有の「火袋」といわれる高い天井部分と漆黒の梁が、当時の様子を静かに物語っていました。
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逆に店内はモダンにイノベーションされ、古き良き往年の面影は殆ど残っていません。
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通りに面した格子からは柔らかな日差しが差し込み、スポットライトの光と交差して、艶やかな雰囲気を醸し出しています。
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1階はテーブル席とカウンター席を合わせ、約18名の収容能力ですが、2階にも同能力の座敷が設けられており、大人数での利用が可能です。
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メニュー表。
流石に創作系だけあり、天巻きから茶そばパスタ、和風カレーと多様なジャンルになっています。 尚夜メニューは旬の物、炙り、焼き物、刺身等の一品がメインとなっており、その中に「ねばりっこ」の天ぷらを見つけ、思わずニヤリと微笑んでしまいましたよ。
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「天巻き寿司セット 880円」
先ずは前菜のおばんざい3種で、朝採れの有機野菜を使用しているだけあって、一つ一つの食材がしっかりと主張し深みがあり、チョイト一口ビールが欲しくなりました。
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茶碗蒸し。
京らしいやんわりとした出汁の効き方で、玉子の旨味を上手に引き出しており、言うこと無し! また添えてあるきざみ海苔の香ばしさが、一層食欲をそそりますよ!
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天巻きと味噌汁。
合計8巻きのボリューミーな天巻きは、鶏と海老のどちらか一方を選択でき、今回は鶏をチョイスしました。 そのセンターの鶏天はオーダー後の揚げたてでホクホクし、肉厚もあり、且つ素直な味わいが楽しめ、一気にパクパクッとイッテしまいました!
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デザートのユズシャーベット。
サッパリとした口当たりが、胃腸にスッと染み渡ります。
無農薬野菜や旬の食材に拘りつつ、ボリューム一杯で価格も手頃と、これは申し分無しの居酒屋ダイニングといえますね。 次回は2階で宴会と洒落込みましょう。