京都市東山区問屋通五条下ル上人町433
「半兵衛麩 本店 (はんべえふ)」 【1686】
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京阪「五条駅」を下車し、出入口②から五条通に出て東に進み、直ぐの問屋町通を左に折れる。 その路地斜め右前方に見える、凛とした総二階の京町家が目印の、古都を代表する生麩の老舗店です。
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京町家の右隣に佇む古い洋館も続きの社屋であり、此処で真心のこもった生麩やお惣菜、お菓子等が販売されています。
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和洋いずれからも店内に入ることができますが、やはり趣きのある京町家の方から、歩を進めることをお勧めします。
格子戸を開けた正面には座敷が設けられ、飾られた古い美術品や調度類が、はんなりとお出迎えしてくれますよ。 またその奥には坪庭も見通せます。
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座敷横手の通り庭(土間) ちょうど吹き抜けの天窓から、優しい光が降り注いでいましたよ。
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一角に設えてある「おくどさん(竈)」は静かに時を刻んでいましたが、今は使われていないとのこと。
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踵を右に返し洋館へと進みます。 なんとも無駄を省いた、簡素な販売コーナーがそこには在りました。
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ありましたよ! お目当ての精進生麩が!
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オーダーを通すとスタッフの方に導かれ、奥の待合いの席にて梱包を待つ間、お茶を一服いただきます。
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そのガラス越しには、手入れの行き届いた裏庭が、柔らかな装いを醸し出していました。
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「精進生麩 禅(山椒) 950円」
もちろん生麩も良いのですが、お土産として使う場合、賞味期限が限られていることと保冷が必要なため、手軽なコチラをおやじはいつも買い求めます。
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フレーバーは他に生姜とごまの3種類で、但しこの「山椒」は本店のみの、取り扱いなんですよ!
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いつもの食卓にこうやってご飯のお供にするも良し、またお酒のアテにするも、もちろん良しです。
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まるでお肉や貝のしぐれ煮のような食感で、更に山椒の香りがピリリと引き締め、ホンマご飯が何杯あっても足りませ~ん♪です。
チョイ不満なのは1袋買っても、2日ほどでなくなってしまうくらいセーブが効かないこと。 病み付きになるわぁ、、、
尚限定品以外は京都市内に嵐山店を含め4か所、もしくはWEBのオンラインショップ、または全国で開催される催事でも購入することができます。 未体感の方は是非一度お勧めします!