京都市上京区東立売町211-2 「カフェ タイガー」 【1682】

地下鉄「丸太町駅」を下車し出入り口②より烏丸通に出て、御所を右手に仰ぎながら下立売通まで上り左折する。 その約150㍍先左手に佇む、看板建築の京町家が目印の、16年10月末にオープンしたばかりのアンティークなカフェレストです。

一瞬フッと引き込まれそうな独特の雰囲気が漂う店内は、天井の梁と板張りのフローリングが白壁に浮き出て、しっとりとした風情を醸し出すことに成功しています。

一度奥まで進み玄関側に踵を返します。 自然光とライトによる演出が、実に見事ですね。

アンティークな家具や観葉植物が、効果的に使われているのも此処の特徴の一つです。

ランプシェードの光が造るシャドーも幻想的で見入ってしまいます。

なんとシャンデリアにはカトラリーがズラリと吊るされており、そのシャープなセンスに感心することしきり。

メニュー表①
ランチにしても甘いものにしてもアイテムが絞られており、今後徐々に増やしていくのかな。

メニュー表②
逆にドリンク類はバラエティーに富み、一番下アルコールの「水曜日のネコ 350ml」ってナンダイヤ?

「厚切りベーコンのバケットサンド 800円」
チーズと厚切りベーコンがニョッキリ顔を出したサンドに、サラダとスープが付いたセットで、見た目以上にボリュームがあり、男子でも十分満足できますよ。

穏やかな塩梅で脂身にしつこさの無い自家製で無添加のベーコンに、円やかなチーズと、アクセントが効いたカイワレやニンジンのなますの個性的な面々を、国産小麦を使用したバケットがしっかりと受け止め、見事な協奏曲を奏でており言うこと無し!

セットの「コーヒー 200円」
舌にズドーンとくるストロング系の一服で、サンドと良くマッチングしておりGOOD!
まだお若いご夫婦2人で営む小さなお店なれど、しっかりとしたコンセプトと質実剛健さが垣間見え、これからの可能性にものすごく期待が持てました。 ホンマ1年後が楽しみです。 ご馳走様!