京都市中京区西ノ京内畑町24-4 「森林食堂」 【1608】
JR山陰本線「二条駅」を下車し西口より御池通に出て、七本松通まで西進し右に折れ、そのまま真っ直ぐ約600㍍上った左手に見える、総二階の京町家が目印の、古都を代表するカレーの名店です。
昔の風情が残る街並みに溶け込むようにお店が在り、また派手な看板も掲げてなく、何気にスルーしがちですので、店頭のこの茂みを目印に辿り着きましょう。
店内に足を踏み入れると、一転してドライフラワーの森、もり、MORI、、、
天井から壁面にかけ、多数飾られていますが、高さ調整がチャンとしてあり、180㌢のおやじでも頭に閊えることはありません。
カウンターに腰を据えると、店名入りのデザインと、ご夫婦のイラスト入りオブジェが目に飛び込んできました。 聞いたところによるとご夫婦とも芸大出身とか(なるほど!)
その奥の座敷は鮮やかな緑一色に塗られており、チョイ目に刺激的かな。 もちろん硝子戸の向こうには、町家特有の裏庭が残っていましたよ。
コチラにもバランスよくドライフラワーと小物、装飾類が配置されており、デザイナーズらしい森のイメージが表現されています。
その一角には小物や食器類が、展示販売されています。
メニュー表①
なんとも草臥れたメニュー表ですが、これもまたデザインの一環なのでしょうか?
メニュー表②
チキンやキーマに混じって、猪カレーなんてジビエな一皿までありました。
メニュー表③
シングルだけではなく、ダブル(合いがけ)もチョイスできますよ。
「キーマほうれん草+ひよこ豆のダルの、合いがけカレー 1,000円」
シンプルな構成ながら彩り鮮やかで、刺さっているパパドゥ(豆の粉のせんべい)がアクセントとなり、いただく前からワクワクすること請け合いです!
また葉っぱをモチーフにしたお皿も、統一感があり見事!
「ひよこ豆のダルカレー(ベジタブル)」
サラリとしたルーにスパイスのホールが潜んでおり、それを咬むたびプチプチと弾け、パンチのある刺激が口内を駆け巡り、なんとも楽しくなるカレーです。
「特撰キーマほうれん草カレー」
肉肉しさとほうれん草のナチュラルな旨み、更にはスパイスの心地よい刺激が三位一体となり、和モダンキーマの真骨頂ともいえる逸品で、一気にかき込んでしまいました! 最高!! 尚古代米に見えるライスは、白米と黒米のハイブリットです。
モダンアートのようなカレーは創造力に溢れ、新しい可能性をも感じ、その魅力にググッと吸い寄せられてしまいましたよ。 次は真っ直ぐ、猪カレーかな!
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