京都市伏見区中油掛町93 「京菓子司 富英堂」 【1087】
近鉄「桃山御陵前」駅または、京阪「伏見桃山」駅を下車し、西に進路を取り「伏見大手筋商店街」に入る。 程なく右手に見える「京都銀行伏見支店」次角を左に折れ「魚屋通り」に出たらもう一度左折し、その直ぐ左手に見える総二階の京町家が目印の和菓子屋さんです。
何を今更と言われるかもしれませんが、京都は本当に和菓子屋さんが多いですね。 この近所だけ(半径約300㍍)でもゆうに6.7軒あり、おやじみたいな甘党にとってホンマ楽しい場所ですわ。
明治27年創業とのことですが、古都においてはまだまだ「新参者」と言うところでしょうか。
此処を代表する銘菓は2つで、その一つがコレ「えがお ¥170(1個)」
もう一つが伏見名物と言わしめる「酒まんじゅう ¥130(1個)」 店先を通るたび甘く香るにおいの元「酒粕」を使ったお菓子がこれなんです。
どちらにもこし餡が入っているが「酒」には酒粕が練りこんであると見え、独特の後味が舌に残る。 それを包んでいる薄皮からも、爽やかな酒の香りがし、且つしっとりとした舌触りが何とも言えず、一気に2.3個ぺろりとイケル。 逆に「えがお」はカステラ風の生地であり、食べるとチョイハイカラな気分になれる。
小さな和菓子にさえ酒処「伏見」の特長が存分に生かされており、古都の奥ゆかしさを感じずにはいられませんでした。
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