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虎屋菓寮 京都一条店(京都市上京区)

日本古来の美意識を和菓子に込め今に伝える御用甘味処。


京都市上京区一条通烏丸西入ル
         「虎屋菓寮 京都一条店」    【1830】



地下鉄「今出川駅」を下車し出入口⑥から烏丸通に出て、御所を左に仰ぎつつ一条通まで下り右に折れ、その約50㍍先右手にスイッと立つ、お馴染み「とらや」の看板が目印の、古都を、否、日本を代表する老舗甘味処です。



ちょうど一条通を曲がる手前には、「とらや 京都一条店」が御所の真向かいに控えており、遠く室町時代後期の創業時より此の地で、御用を務められていました。



その後明治2年の東京遷都にともない、京都はそのままに東京進出を果たされ現在に至るため、多くの方が「赤坂本店」が発祥の地と勘違いされているようです。



船底型の天井と虎屋マークのペンダントライトが、独特の趣を放つ和モダンテイストたっぷりの店内は、昼下がりとあって満席状態でした。



ラッキーにも中庭を臨むテラス席は、まだ空いていましたので、そちらに腰を落ち着けることにしました。



正面には手入れの行き届いた庭が涼やかに広がり、その奥に稲荷社と江戸時代からの蔵を眺めることができます。



お品書き①
代名詞である「羊羹」が冒頭を飾ります。



お品書き②
シンプルな出で立ちなれど、艶やかな上品さを感じます。



お品書き③
夏の涼を誘う「かき氷」は、5月1日から順次提供されます。



お品書き④
定番の「宇治金時」や「苺みぞれ」の他に、店舗限定のかき氷もありますよ。



一条店限定「青柚子氷 1,188円」

先ずは鮮やかな黄緑の青柚子と真っ白な氷のコントラストで、視覚を楽しませてくれます♪



一匙すくい頬張ると、青柚子特有の爽やかな酸味と苦みのグラデーションが口内を駆け巡り、火照っていた身体が一瞬でクールダウンしました彡



底に潜む白小豆は、上品でありながら氷の冷たさにも負けない餡力を持ち、且つ青柚子とも見事に調和し、普通のかき氷とは次元の違う高貴ささえ感じましたよ。   凄い!



流石に和菓子の本流だけあり、どっしりとした風格と創造性に溢れ、他の追随を許しません。   次の機会には「一条店」で季節に沿った和菓子を、ご紹介したいと思います。  お楽しみに!

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