京都市中京区柳馬場通三条下ル槌屋町87
「松富や壽 (まつとみやことぶき)」 【1500】
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地下鉄烏丸線「烏丸御池駅」を下車し(出入口⑤)三条通に出て、鴨川方向へ約600㍍東進し柳馬場通りを右に折れ下る。 その約100㍍先右手に佇む、総二階の京町家が目印のおばんざいレストです。
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ちょうどその向いは、坂本龍馬の妻・お龍の実家跡(楢崎家)を記す石塔が、立っていました。
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しっとりとした町家特有の雰囲気が漂う店内には、テーブル席が等間隔で設えてあり、2階を含め約58名の収容能力を誇ります。
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もちろんお約束の「坪庭」も、雰囲気の演出に一役買っていますよ。
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チョイ戻って店頭のメッセージボード。
此処はおばんざい専門店としては珍しい、ランチバイキング(70分)が楽しめるお店で、しかも食材から調味料まで全て自然派に拘っています。
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バイキングについての注意書きが、細かく記載されています(何処でも一緒ですが、食べ残しは厳禁とか、同伴の子どもには目配りを等です)
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コチラには食材や調味料についての拘りが、切々と綴られています。 目を通して見るとマクロビに近い、コンセプトとなっていますね。
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厨房前のカウンターに、おばんざいがズラリと並んでいますが、山盛りにするのではなく、少なくなった時点で都度調理し、継ぎ足す配慮がなされ好印象です。
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もう一つのコーナーにはサラダが並んでいます。 尚飲物は水以外(お茶でも)フリーで150円の、別途料金が必要です。
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それぞれのおばんざいには、食材の産地と調味料の品名がキッチリ記載され、拘りの深さが半端で無いことが分かりますね。
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先ずは1回目!
玄米ご飯は久美浜の指定生産者のお米を使い、有機肥料と減農薬で育て、どっしりとした力感が楽しめ良い。 また味噌汁には鹿児島の「ほたる味噌」を使用しており、基本である麦麹の味わいを保つため、あえて具を入れない拘りようです。
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いずれも食材が持つ、本来の旨味を引き立たせた調理法が取られており、噛みしめた後じわっと来る地力のある味わいに、ホッと心が和みます。
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2回目のご飯と3皿目。
中でも「但馬味どりの竜田揚げ」の、サクッとした食感とさっぱりとした味わい、「安芸いりこの酢煮」の、ふっくらとした歯触りと酢の塩梅は秀逸で、お代わりをした程でした。 うん、美味い!
その後もう一皿いただきましたが、ヘルシー且つ薄味のため胃にもたれることなく、堪能することができました。 日頃おやじは暴飲暴食がたたっているだけに、この滋味豊かなおばんざいで、身体に活力が漲ってきたような気がしましたよ。 ご馳走様!