京都市中京区木屋町通三条下ル石屋町126-1
「ホホホ座 三条大橋店」 【1997】
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京阪「三条駅」を下車し出入口⑥から三条通に出て鴨川を渡り、三条大橋袖を左に折れ突き当りを道なりに曲がると直ぐ右手に見える、チョイトアミューズメントチックな「ホホホ」の暖簾が風になびく、今流行のブックカフェです。
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それこそ女子ご用達のブックカフェとあって、ドギマギしながら古びた木枠のドアをそろりと開けると、、、
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以前は2階の床板を支えたであろうむき出しとなったササラ(小梁)が等間隔で奥に続き、その上には竿縁天井の意匠が残り、昭和初期に建てられた京町家の構造が一目で見渡せ、マニアのおやじは暫し見入ってしまったほどでした。
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もっともメインは片袖に陳列されている書籍の数々であり、ざっと目を通すと珈琲、喫茶、アート、映画、にゃんこ等の、趣味性の強いカルチャー本やディープな小説が、カオスのごとくランダムに並び、お店のコンセプトを窺い知ることが出来ます。
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また中央の平棚には大手の出版社や書店では取り扱いの少ないリトルプレスや、場所柄観光客のための持ち歩きに便利なガイドブックや短編集、また数冊ですが自ら企画・編集する本も見受けられます。
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何気に目が留まった「鳥取」デザインの手ぬぐい。 ある雑誌の付録だったんですって。
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さて本題のお昼はどれにしようかな、、、 尚イートインスペースは、厨房向かいのカウンター席3つと、チョー手狭です。
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「バターチキンカレーセット 1,000円」
ビジュアル的にも美しいバターチキンは、トマトの爽やかな酸味と円やかなバターのコンビネーションが絶妙で、しっとりとした旨味ものり、専門店も顔負けです。 美味い! 😋
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オリジナルブレンドは、京都から鳥取県北栄町に居を移された「miepump(ミエポンプ)」さんのビーンズを使用しており、その苦みと酸味のバランス感覚の鋭さに感心することしきり。
京のど真ん中で、まさか鳥取由来のものに出くわすとは、おかげでこの日一日、気分晴れやかに過ごすことが出来ました。 またミエポンプさんの本オープンは、もう少し時間がかかるとのことでしたので、再開次第北栄町にお邪魔したいと思います。
☆付近のお出かけスポット・鴨川畔、先斗町、祇園界隈✨
~~~~《おまけ》~~~~
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「京都、街歩きガイド。 & Kyoto(Magazine house mook 刊) 」
一般的な観光スポットの紹介は無く、よりディープな人向けのガイドブックで、18エリア、約250軒を掲載してあります(マッチ箱は、オープン1周年の記念品としていただいたものです)