WFWP岐阜県連合会ブログ

国連NGO 世界平和女性連合

事務所で報告会

2024-11-21 | 日記
 昨日は日頃支援しているハイチや、ネパールや、ベリーに少しでも貢献しようと、WFWP岐阜県連合会事務所で報告会を催しました。手作りの松ぼっくりツリーやツルウメモドキのリースを提供し、昼食やおやつも手作り。後進国の現状を視聴してもらいました。例えば、ハイチは、2021年に大統領が暗殺され、ギャングが支配する無政府状態でさらに大地震が追い打ちをかけ悲惨な状況になったことなど。少しでも支援して喜んで頂きたいのです。来場くださった方には5分で語るWFWPも放映しました。
 ハイチの子供が描いたカレンダーも提供しました。下の絵はその一つ。この建造物は、独立間もないハイチをフランスの侵攻から守るために20万人の奴隷によって建てられたもの。ユネスコ世界遺産に指定。フランスは植民地解放後も100年に渡り搾取し続けました。今でもアフリカ諸国の元フランス植民地は搾取され続けています。英国はそこまでもしていないようですが。
 会員のAさんに久しぶりに会いましたので、10年ほど前の岐阜国体に岐南町が長刀会場になった話のその後を聞きました。あの日全国優勝した岐南町の女子高校生は長刀を止めてしまったとか。惜しまれることです。Aさんは長刀を30年も続けていて、あの日は役員をされていました。












ジャマイカでボランティア活動

2024-10-12 | 日記
 報告が一週間遅れとなりましたが、2日は、WFWP岐阜県事務所にジャマイカへ長くボランティアに行かれていたMさんを迎え、その国のお話を聞きました。想像を絶する治安の悪さに、よく無事で帰ってこられたものだと感心することしきり。カリブ海にある島国で、広さは岐阜県程度で、人口も岐阜県程度。英国から独立。
 日本と比較し無法地帯。命の危険もだたび会ったという。強盗に襲われたときは内心一巻の終わりと思ったとか。一夫一婦制も確立していないので、女性によっては父親の違う子供を複数持つことも・・・国全体が貧しくどこから手をつけたらよいのかという有様。とりあえず幼稚園を作り子供たちを収容。でも先生に手当も払えない貧困さです。有能な子供は大学に行ってもこの国には戻らず他国で生きる道を選ぶという。
 有名なのは、ブルーマウンテン。しかし、UCCが全部買占め。国民はまずいコーヒーを飲んでいます。ブルーマウンテンはジャマイカ最高の山の名前。わずかしかいない日本人の彼女たちはジャマイカで大変感謝されています。他にいるのはレゲェの歌手の奥さんとか・・・


海外派遣30年イベント

2024-05-21 | 日記
  私たちのボランティア団体WFWPが海外に派遣して30年になる記念イベントがありましたので、19日は大垣のソフトピアジャパンに出かけました。ネパール派遣メンバー二人の報告を聞き、岐阜市在住の澤田智美さんのアルパの演奏も聴きました。アルパは、南米の弦楽器です。コンドルは飛んで行くと、川に流れのように、が演奏されました。
 ネパールの報告は何度も聞きましたが、改めて二人のこれまでの経緯を知り、お若い時からの苦労が忍ばれました。ネパール人が喜んでくれていることが、私たちの喜びです。ネパールの男女差別のひどさは、想像を超えるものでした。世界で唯一、女性の平均寿命が男性より短い国である理由を知り、暗澹としました。考えられない女性の肉体労働がその原因です。
 終了後懇親会があり、ミャンマーの留学生も参加していたので、気になっていたことを質問しました。アウンサンスーチーさんのことです。彼女は今、独房から出たものの行方不明だそうです。
 テーブルに飾られた花はスタッフに分けられて配布。私はグロリオサを選びました。









岐阜県連合会第2回役員総会

2024-04-01 | 日記
 昨日はWFWP岐阜県連合会第2回役員総会を、OKBふれあい会館で開催しました。粛々と会は進められ、議長さんが本部の総会の報告をされました。その中での堀会長のスピーチのあらましを聞き、驚くことが多かったです。その中でも、ウクライナからポーランドに避難する女性の中で、途中強姦されてしまった報告は悲惨でした。ポーランドに逃げられたまでは良かったのですが、強姦され妊娠した人は、ポーランドは堕胎禁止の国であるため、それもできなくて、自殺でもしたい心境になられた人もあるようです。こういう内容は日本のマスコミは報道しません。聞くことも辛い内容でした。
 貧困と飢餓において必ずお金が必要で、特に男女平等と女性のエンパワーメントをするにおいて今より更に51兆円も必要だそうです。
 終了後は茶話会を開いて、交流を図りました。



議長挨拶



事務局長



茶話会

ネパール報告

2024-03-11 | 日記
このほどボランティア活動を済ませてネパールから帰国したFさんのお話を聞きました。私がネパールに行ってから20年余り過ぎました。彼女はその間何度も往復しています。国のインフラのレベルは20年前とあまり変わらず、今も鉄道は敷かれていません。舗装もしていない道路をトラックがほこりをげて走るのは当時のままらしく、まだまだ支援をする必要があります。職業訓練校も支援の手が必要です。以前のように道路に猿などの野生動物が出現することは減少したらしいです。
 羨ましかったのは釈迦の生誕地ルンビニの丘に行かれたこと。生誕地周辺には世界中の仏教様式の寺院が林立しているそうです。日本のものは禅宗らしきもの。中国は中国的。当然韓国も国柄を表しているそうです。
 でもネパールは、ヒンズー教。今もカースト制度が生きているそうです。底辺の悲惨な状況はどうすることもできない虚しさがあるようです。
写真はお土産に頂いたエベレストの油絵。ぶ厚いキャンバスに描かれていて巻いてありました。実は細長い作品で、これは上下別々に撮影しています。