WFWP岐阜県連合会ブログ

国連NGO 世界平和女性連合

弁論集作成中です

2015-07-31 | 日記
 7/19の留学生日本語弁論大会の弁論集を今年も作成しています。これで春から準備していたこの行事も終了し、次のイベントに向うことになっています。3年前までは10月に開催。秋バージョンの表紙でしたが、今は夏。今年はハイビスカスにしました。

 最初の頃は手書き原稿で届き、文字を打つのも一苦労しました。今は、ネットで応募。添付された原稿を編集すれば完成。とても楽になりました。手書きのたどたどしい日本語ももう見られないのですが…つくづく日本語は難しいと思うことしきりでした。留学生たちは母国で学んでから来日することが多いですが・・・

 弁論大会に出た後は、母国の大学の先生になっている人もあります。16年前ですから、まだ東海大会の時でした。ネパールのSさんです。彼女は再来日して留学生達に励ましのメッセージをくれました。東海三県の大会がしばらくあり、今の岐阜県大会になり、14年目となりました。今英会話を教わっているエランガ先生も、15年前に出場し、東海大会で優勝。全国大会に行き、そこでも特別賞を頂かれました。


WFWP留学性日本語弁論大会岐阜県大会

2015-07-20 | イベント
 昨日は、WFWP留学性日本語弁論大会岐阜県大会がふれあい福寿会館で開催されました。今年で14回目。スタートの頃は、アルバイトの話ばかりでしたが、最近は個性的になりました。日本のアニメが世界レベルになったということ。ここ暫くそんな話題が目につきます。

 来賓代表挨拶は放送大学廣田客員教授にお願いしました。(写真上) 出場者に先生の在籍される岐阜大学の学生が二名(中国とタイ) もいて驚かれました。私は別の先生を通じて彼女たちにお願いをしていたのです。懇親会にも乾杯の音頭をとっていただきました。帰りは彼女たちを車にのせて送ってくださいました。

 トップバッターのベトナムのゴックさんが最優秀賞。家事と女性という平凡なテーマでしたが、これまでここで論じられたのは初めて。唯一男性のネパールのダマラさんのスピーチは、地震で被災した人のためにもこれからのネパールを背負っていかなければならないという強い自負心が感じられました。ネパールに自動車会社を作りたいとか・・・彼は会場審査員賞。

はじめてのスペイン人出場者のアイダさんは、小学校の時の夢から順に話してくれました。兎の飼育、犬を飼うこと、日本語の勉強、日本への旅行、今は日本への留学。次の課題に挑戦中のようです。

 最終弁論者は、ベトナムのホアンさん。彼女は、会場に向って問いかけました。「皆さん、ご両親にありがとう、感謝しますと直接言ったことがありますか」と。なかなか言えないことを自分の体験を交えて話しましたが、審査員も、「実は自分も言えなかった、言えないまま両親は亡くなってしまった」と悔やまれていました。


プログラム

      
       最優秀賞ベトナムのゴックさん

    
     会場審査員賞ネパールのダマラさん

  
   スペインのアイダさん

       
        最終弁論者ベトナムのホアンさん

  
  審査終了後

        
         懇親会での廣田先生