世界平和構築と安倍政権

　昨日は、WFWPティタイムセミナーを開催。渡辺邦彦講師を前回、2011.12.8に次いでお迎えしました。先生は、富山大学哲学科卒業。
　まず安倍政権の地球儀を裏返すような積極的外交を讃え、景気は上向き、株は上がりオーラさえ見られるということから。先ごろ特定秘密保護法も批准されよい方向に向かっています。これまで日本はスパイ防止法もなく、丸裸でした。世界でこういう法律もないのは日本だけ。ようやく追いつきました。スパイ天国だったのです。もし谷垣さんが首相になっていたら叶わないことでした。

　日本防衛上、沖縄は重要な位置にあります。その沖縄から基地をなくすと鳩山さんは何も分からないまま約束。ようやく今頃になり重要性が分かり、失策を認めています。今はその影響で名護市長が反対派となり大変なことになりかけています。中国はその機会を逃さず、沖縄でじわじわと反米政策をしたたかに進めています。間接に侵略しているのです。

　日韓基本条約は、1965年岸首相とパク大統領(今のパク大統領の父)とが合意したもの。今のパク大統領も親日派であるのに態度に示すことが難しいため、秘書室長に親日のキム氏をたてています。日韓は、皇室も百済から来ているらしく元は同じでした。桓武天皇の母親も渡来人です。

　著名な漢字学者白川静氏の名前は30年前から知っていたのですが、日本書紀が亡命した百済人によって書かれたという説は、はじめて聞きました。これも信憑性があると思います。

　前回に続いて、第二次大戦になぜ至ったかということにも触れられました。ハルノートの存在が重要なポイントになることは、以前から聞いていていたのですが、昨日も話題になりました。開戦に至ったのは、ホワイトというスパイに仕切られていたことが原因の一つとは知らなかったです。いずれにせよ、御前会議では日本側、つまり東条英機は開戦したくなかったのに、米国の横暴から始まったのは事実のようです。

　日本人は強いばかりでなく、礼節を重んじているということは、下の新聞記事から分かります。女子サッカーの宮間選手は負けたフランスを慰めています。米国に勝った時も同じように向こうを慰めていたそうです。本当に愛ある人として、強者は弱者を理解しているのです。　

弁論大会優勝者その後

　一昨日、WFWP女子留学生日本語弁論大会に優勝した林日華さんの講演が東京でありました。留学生支援委員会担当者会議のスタートは彼女の報告でした。彼女は、1999年、第三回弁論大会全国大会に優勝。その後日本で就職、結婚、今は二児の母です。中国籍でしたが、朝鮮族で家での会話はハングル。元校長の祖父が日本語に堪能で小さい頃から日本語になじんでいました。大学は吉林大学日本語科。ここでの弁論大会でも優勝。この大学は中国全土の大学の中でも日本語レベルがとても高く、三年連続優勝しています。

　小二より中国語を習得。中学生になって、外国語は日本語を選択。日本に関心があったので、ハングルで三浦綾子原作の「氷点」などを読んでいました。その後日本語で氷点を読破。日本に留学後は、原作者の三浦さんを訪ねて旭川の「三浦綾子記念館」に行き会うことが出来、むこうも喜ばれたそうです。サインも貰い感動的な出会いだったそうです。その直後作者は亡くなられましたが、その夫君の三浦光世さんと今も文通しておられます。(筆者はアララギという歌誌の誌上で30年前三浦光世さんの歌をよく見ていたこともあり、彼によろしくと言ってほしいと伝えました。今はその歌誌は廃刊されお互いに別のところに所属)

　彼女は、日中は国同士でいろいろあるけれども興味はなく、個人でのつきあいを大切にしているそうです。日本と中国が仲良くなれるよう願いをこめて、ご両親とお祖父さまは、「日華」と命名されたのだそうです。

　　　　　　

東海地域支部長会議

　昨日は、名古屋市でWFWP東海地域支部長会議が開催されました。全国の地域でトップをきってのスタートです。T会長の挨拶で、次のような内容がありました。国連NGOに認可されている団体として国連が発表する国際デーについて知っていなければならないこととして、次のことを挙げられました。

3/1 国際幸福デー　ブータン国の発案　幸福度を測る日
6/1 ペアレントデイ　両親を敬う日
7/5(第一土曜) 国際協力デー

　次のような報告もありました。
　WFWP東京第9連合は、バザー収益金をモザンビークに寄付しています。そのバザーに大使が立ち寄り、NHKの取材を受けました。モザンピークには、安倍首相も立ち寄られる予定があるそうです。

新年のご挨拶を申し上げます

明けましておめでとうございます

本年もどうぞよろしくお願いします。