2020年8月21日現在の国内の15観測地点の日平均気温統計
2020年の年換算平年偏差 +1.09 ℃ 平年値換算歴代順位 1位
2020年の年換算対前年偏差 +0.21 ℃ 前年値換算歴代順位 1位
前365日間の平年偏差 +0.95 ℃ 前365日間平均歴代順位 1位
単純平均の365日移動平均 15.226 ℃
2020年4月25日の極小値15.196 ℃を0.029 ℃上回る
2020年4月4日の極大値15.326 ℃を0.100 ℃下回る
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昨日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は+1.40℃、15地点中11地点で日平均気温が平年を上回った。北海道と先島の気温が低かったが、九州から東北の気温が高かった。
多度津の日平均気温は平年比+3.2℃、石巻と彦根は同+3.1℃だった。一方寿都の日平均気温は平年比-2.0℃だった。
昨日の真夏日観測点数は659で、本年9番目に多い地点数だった。
昨日の猛暑日観測点数は249で、本年3番目に多い地点数だった。
全国で見ると気温は少し低下したのだが、気温が極端に高い地域の気温が下がりにくい傾向にある。
日本近海の海面水温は上昇を続けており、このまま台風が来ると風雨の強い台風となることが心配される。
アメリカではカリフォルニア州の山火事の被害が拡大している。オハイオ州では、低気圧通過後1週間が経過しても災害復旧が進まず、停電が回復していない地域がある。昨年の台風第15号の被害状況を思い出す。農作物も、フラットになってしまって収穫が見込めない地域が広がっているようだ。
一方、ヨーロッパの気温は8月上旬には極めて高いところもあったが、現在は高温傾向はかなり収まってきている。