行ってきましたよ~ 6月28~29日『SAMURAI7 放送10周年全話上映イベント』!!! 雨降ってるし横浜は遠いし…でも、すごく楽しかった~
このチケットは妹にとってもらったんですよ。発売日にどうしても出掛けなきゃいけない用事があって家にいれなかったので、ヒマな妹に頼んだらとってくれて、しかも「いつもお世話になってるから…」とそのままプレゼントしてくれました ラッキー!!
会場には早く着きすぎたのですが、すでにお客さん来てるし…さすが~。場内はイベントに合わせてポスターとか原画複製とか張り出されてて雰囲気GOOD!!
こんなフィギュアがかつて発売されてたんですね~。カンベエ様だけでも欲しい
お客さんたちは顔なじみが多いのかしきりに挨拶周りとかしてるけど、私はほぼ知り合いもなく完全アウェー状態。それも仕方ないかと。だって、確かにこの作品は10年前のものだし、ここに集ってるほとんどの方は同じ時間を共に過ごしてきたと思うけど、私にとってSAMURAI7は新作。つい数年前にその存在を知ってハマッたので「懐かしい」という感覚は全然ないんですよね~。そういう意味では少し違う視点で見てるかも。
楽しみにしてた「コラボメニュー」。美味しかったです~。上映中はお腹が空くので、休み時間ごとにカフェで買って食べてました。
まず腹が減っては戦ができぬ、とがっつり「米俵型肉捲きおにぎり」
デザートは「お茶屋風ロールケーキ ヘイハチの削った楊子付き」
…爪楊枝は記念に持ち帰りました…
各サムライをイメージしたポップコーンがあったので当然カンベエ様を購入したのですが、カンベエ様のイメージが「ブラックペッパー」で、食べるとくしゃみが止まらなくなるのでこれだけは途中で挫折しました… 勿体ない… カンベエ様だからわかるような気がしないでもないけど、違うフレーバーだと嬉しかった…わさび味とかね。
丑三つ時の夜食は「ゴロベエとの出会い!! 弓型ピザ」
夜中にこんなの食べていいのか、とちょっとだけ思いましたが今夜はスペシャルナイト!! 気にしない気にしない!!
物販もあったのですが、こちらはあんまり…。唯一燃えたのはガシャポン。カンベエ様が欲しかったのですが、全然出てくれず出てくるのはヘイハチとキュウゾウばっかり…。小銭もそんなにないしどうしようかと思ったのですが、考えることは皆一緒でトレードなんかしたりして 遅れてきたファンとしてはこういう形で古いファンの皆様と交流できたのは楽しかったです。知らなかったのですが七・八・九が最も人気あるんですね… ま、そのおかげですぐにカンベエ様と古女房を揃えることができましたので良かったです
さて、上映会の前のトークショー&ミニドラマなんですが、私、ここで初めて知りました。キャストのほとんどの方が声優ではなく俳優だったんですね。アフレコ初体験という方もおられたとか。全く知りませんでした。ちょっと雰囲気が違うなーとは思ってたのですがコレで納得です。特にコング桑田さん。舞台版のHGもそうなのですが、やっぱキクチヨってこういう感じの方なんですね、うんうん。なんかこれくらいパワフルじゃないとできないキャラなんだな、きっと。だって元は三船敏郎だもんね。正攻法じゃ無理。ある意味感動しました。
俳優さんたちも言ってらしたのですが、舞台版でも自分たちを使ってくれればよかったのに…ってホントですよね。声が同じなら違和感全くないしファンも嬉しいけど、そこはビジュアル重視の舞台。いろいろ難しいんでしょうね。…私的には加藤カンベエ様だけは絶対に譲れないけど。
収録当時のエピソードなどからもこの『七人の侍』という作品がいかに日本人にとって重要か、そして『7人の侍』をどういう形で演じるにしてもどれだけ意義のあることか、ということが伝わってきて、改めて黒沢明監督の偉大さを痛感した次第です。二度と出てこない不世出の大監督です。
あと、続編とかアニマル7とか語られてましたが、個人的には全部NGでお願いします
楽しみにしてたミニドラマはヘイさん、キクチヨ、シチさんによる「見張り台にて」という15分くらいの内容なんですが、うーん、ちょっと微妙でした。シリアスでお笑いがなかったせいかほとんど内容覚えてないし…。なんでカンベエ様がいないんだろう…。今ここに一番いなきゃいけない人のような気がするんだけど…。てらそまさん、海外ですか? こういうところに年月を感じます。…過去の話なんだな、と。くどいようですが、私にとっては『現在』なんです。
それぞれの俳優さんが大切にされてる作品でもあることは、トークの中から十分に伝わりましたよ。犬飼さんは「僕にお金があれば全員に眠々打破を差し入れたい!!」と言われてたのがおかしかったです 何度も見てるハズだし、DVDとか持ってても尚このオールナイト上映会に集まるような人たちはファンのなかのファンだと思うし、その熱意は制作者サイドにも十分伝わってるんでしょうね。
全話上映会は大きなスクリーンと爆音で大迫力でした。自宅の小さい画面で見るのとは全然違います。途中、ヘイさんとキュウゾウが死ぬシーンでは、近所からすすり泣きとかハンカチで目頭を拭く人とかいたような…。気のせいかしら?
ちょっと寝ちゃった時間もあるけど、ラストは全員の拍手で幕を閉じました。一体感を感じました。楽しかったです。
上映中に気になったことがひとつ。画面が縦に長くなかったですか? サイズが合ってない? カンベエ様の顔が長すぎてずーっと気になってました。…技術的なミスなのかどうなのかは知りませんが…。それだけが残念でした。
(なぜかひこにゃんの)ご縁を通して東京都は八王子のライブハウス『papaBeat』にイラストを7枚飾らせてもらいましたことは先日お知らせしました。が、せっかく貼り出すからにはただ描いたイラストをそのままプリントアウトするだけではあまりにも芸がない、と思いましたので、各イラストをそれぞれ『もし出版されたらどんなレイアウトになるかな?(←仕事柄…)』みたいなことを勝手に考えてデザインしてみました。…まあ、それもあるんですが、もっと大きな理由はプリントサイズのA4にイラストのサイズが合わないのがほとんどでそれに合わせてイラストの回りを埋めた、ということですかね、ははははは …いつも適当に描いてるから大事な時に大騒ぎになるんだな…うん、反省…
で、このお気に入りの一枚『samurai7 島田カンベエ』はSamurai 7 Image Albumの『KATANA/刀』という曲をイメージして描いたのでもし出版するなら文字を入れたいと思い、同じくご縁のありました書家の田村拓茂氏に『刀』という一文字を書いていただきました。…私、文字は大の苦手でして…。彼の書く文字はバランスが良くハネも美しいので大好きなんです ホントにありがとうございます。
そういうわけでして、なんとか鑑賞に耐えうるだけの体裁を取り繕うことができました。ありがとうございました。他の6枚もそれぞれに表装もどきを施してみましたのでぜひ『papaBeat』でご覧くださいませ。ライブの他にもボードゲーム大会とかいろいろ楽しいイベントが盛りだくさんです。
書家・田村拓茂氏のブログ 文字のご用命はぜひ!!
結局、このGW後半にしたことといえば、初日にむすび丸に会いに行って、残り3日はうちでゴロゴロしてただけ。正に巣ごもり休日。というか、朝起きれないしだるくて何もしたくなかったというか。DVDとか撮るだけ撮って見てなかった録画モノは見てたけど。一体どれだけ疲れてたんだ私の体。ちょっとがんばり過ぎたかな? おかげさまでゆっくり休めたので、また明日から次の目標に向かってがんばろう。
さて、GWの一番の楽しみといえばコレ
『samurai7 舞台 2008』のDVDですよ。新宿コマ劇場最後の時代劇。カツシロウではなく加藤カンベエ様が主役の2008年度初演版です!!
内容に大きな変化はないのですが、キャストが変わると全然雰囲気が変わりますねー。今までの中で一番好きかもしれないです。2012年度版よりもストイックで『舞台』っていう感じがいいんですよ。
で、やっぱり気になるのはギサク爺様の「やるべし!!」が無かったこと。物語の全てがこの爺様の一言で始まったので、個人的には凄く大事な台詞のような気がするんですがねー。この台詞、黒澤監督の『七人の侍』の中でもきっちりありましたよ。この一言から始まって欲しかった。ちょっと残念
初演はカツシロウがいいですねー。この弱々しさ、頼りなさ、これでこそカツシロウですよ。これくらいダメな子でカツシロウなのに、段々強く凛々しい役者になっていったのは何でなんだろう?
あと、特筆すべきはウキョウ役。初演では山崎銀之丞さんです。山崎さんは剣客商売に出演されてるのを見たことがあるんですが、普通の男の人でした。…そして決して若くは…。なんでウキョウなんだろう? と最初は違和感があったのですが、何回も見てるとコレがまたいいんですよ。メイクと衣装もアニメにほぼ近いです。なんていうか同じ狂人でもすごく静かでコントロールされててどこか冷めてる感じがして、中川さんの激しさとは対照的でした。難しい役ですからねー、これはこれでコマ劇場の品格にあってるような気がしました。どちらもそれぞれ味があっていいんですが、ミュージカル的な要素が必要なら中川さんでしょうね。
さて、なんといっても私には加藤カンベエ様です。もうカンベエ様ファンにはたまりません!! 若手俳優の変な歌もダンスもなく、目障りなカツシロウも出しゃばらず、全体的に心地好い緊張感に包まれたカンベエ様が主役の舞台です!! …加藤さんが少しお若いせいか男盛りの精悍さと色気が倍増してて、とにかくティッシュが手放せませんでした。いや鼻血噴き過ぎて…。殺陣もこれでもかというくらいいっぱいあって見応え最高です。カッコいいです これでこそカンベエ様ですよ。これでこそ『七人の侍』のリメイク版ですよ!! 素晴らしいです すごく気合いが入ってるのが伝わってくるし、カンベエ様とキュウゾウがやりあうシーンも多くてもうファンにはたまりません。ミュージカル的要素とギャグの連発がほとんどないので、頑固一徹のカンベエ様が馴染んでるというか浮いてないというか、一番キラキラと輝いておりました。まさにカンベエ様のための舞台です。カンベエ様が舞台に立ってるだけで華があります。気品があり、文句のつけどころがありません。堪能いたしましたよ 高いお金出してヤフオクでゲットした甲斐があったというものです。ありがたや、ありがたや 生きてれば良いことありますよ。最近ではカンベエ様といえば、アニメのカンベエ様より『加藤カンベエ様』に脳内データが上書きされてまして少々混乱しておりますが…。ハマリ役ってホントに怖いわ。あぁ、しかし加藤さんの年齢がネックで再演からカツシロウが主役になってしまったんだろうか… 陸上部で鍛えた加藤さんなら五十過ぎても十分いけると思うんだけど…。あれから加藤さんのブログを見てみたんですが、samurai7に思い入れがあるのか何度も舞台について触れておられました。終わったあとも名残惜しそうでした。やはり、カンベエ様は加藤雅也さんしかできません!! そして、できればまた加藤カンベエ様が主役に戻って欲しいです
DVD特典に『七人の座談会』というのが入ってて、七人の侍役の役者さんが和気藹々と練習や舞台について語ってるのですが、おもしろかったですー。加藤さんの爆弾発言で大盛り上がりで抱腹絶倒でした。生の舞台って毎日いろいろあるんですねー。やはり舞台は一回ではなく、できれば毎日見たいですよ。毎日何かがある。これは楽しいかもしれない。あ、あと「千秋楽ドキュメント」というのも収録されてました。やはり千秋楽は特別なんですね。ここでもお笑い炸裂というか…
ああ、再再再演まではこのDVDで紛らわすしかないんですねー 早く青山劇場にカンベエ様が帰ってこないかなー。夏頃かなー。しかしお願いメールはどこへ出せば…。
ちなみにこのブログでは加藤カンベエ様、加藤カンベエ様と連呼してますが、カンベエ様の正式名称は『島田カンベエ(勘兵衛)』です。あしからず。
なんかもうずーっと仕事が忙しい… やっとの思いでひとつ片づけてもまた次が来る… 何で? これで給料なりボーナスなりが上がるならやり甲斐もあるけど、そういうのとは無縁だからただ腹が立つだけ 趣味に使える時間が減る一方でストレス増大中です。絵ブログも一ヶ月に一回程度の更新しかできなくて、日参してくださってる方には申し訳ない限り。…ラフとか何でもupすればいいのかもしれないけど、個人的には『完成品』に拘ってるので、描き掛けの中途半端なモノはお見せしたくないんです。とりあえず、マンガ一本制作中ですので、もう少々お待ちくださいませ
さて、こんな忙しい日常の中の数少ないお楽しみ。まだまだsamurai7舞台の熱が冷めない私であります。DVDやらパンフレットをネットで購入し、過去へ遡って楽しんでおります。そんなひとつがコレ 舞台DVD 2010年度版。再上演を収録したモノです。
内容は2012版とほぼ同じなんですが、メインキャストが少し違うんですね。七人の侍の中ではカツシロウ、シチロージ、キュウゾウ、ヘイハチが変わってるし。
どこのアイドルだか知りませんが、殺陣がヘタ過ぎ。演技や歌や踊りについては端っから期待してませんが殺陣だけは…。曲がり形にも『七人の侍のリメイク版』を掲げてるんだから、もうちょっと何とかならなかったんでしょうかね。いや、びっくりしました。まあ、いいや。その反省を踏まえての今年のキャストだと信じてます。それくらい素晴らしいキャストでしたから。
一番おもしろかったのは特典映像の千秋楽・カーテンコール。役者と観客全員で『フォー!!』で閉めたのは大笑いでした か、か、加藤カンベエ様のフォー!!が見れるとは… カンベエ様の腰がクイックイッと…ブフッッ(鼻血) ああ、ありがたやありがたや うん、生きてれば良いことありますよ。人生諦めたらアカン。
何で再々演はDVDにならないのかなー? 最高のキャストだったのに…。ぜひ、思い直してDVD化を!!!
それはそうと、手元にオクでゲットした初演版のパンフレットがあるのですが、インタビューを読んでると加藤さんがカンベエ役を引き受けたのは、新宿コマ劇場の舞台に立つためだったんですねー。意外な理由でした。まあね、閉館が決まってましたからコレが最後ともなれば無理からぬこと。それで当たり役になるんですから、人生はわからないものです。そのおかげで、私はアニメから抜け出てきたようなかっこいいカンベエ様を拝めるのですからありがたいことです
こちらには富岡さんも寄稿されてて、その中に「カンベエ、キクチヨ、ウキョウをある種の『怪物』として書こうとしていた」という部分がとても印象的でした。カンベエ様が怪物…うん、なんか理解できる。怪物というか人間として何かが徹底的に壊れてるというか…。そういうところが魅力なんですけどね、うふん(←)
先日、絶版になっていた初演のDVDも相場より安くゲットすることができました。こちらはあくまでカンベエ様が主役ということなので、もう楽しみで楽しみで楽しみで今からワクワクです ショー的な要素はないかもしれませんが、それはそれでいいと思います。歌と踊りがなくたって全然構わないし。つか、侍が刀持って歌って踊ってどうする!? っていうのが私の基本ですから。カンベエ様が歌ってなくてホントに良かったですよ。100年の恋も冷めるところでした。そういうわけで、こちらはGWにゆっくり心ゆくまで堪能したいと思います。どのみちGWまで自由な時間が取れないし。ふー…。
お花見そっちのけで行って参りました青山劇場はsamurai7の最終日!! 一週間振りです!! この一週間、体調は激最悪でしたが毎日"もう一度samurai7の舞台を見に行ける"というそれだけを励みに、アニメを見直したりサントラをiPodにDLして聴いたりとそれはもうお侍様づくしで幸せでございました ネットでのチケット販売が完売してたので諦めてた千秋楽なんですが、なんと若干ながら当日券が出ましてゲットしました!! …あまりに早くからチケット売り場に一人で並んでたので、不審者と思われたのか会場のスタッフが尋問にきましたが、当日券購入希望者だとわかると去っていきました…。そんなに挙動不審だったかしら…?
なんだかんだで最終日に二回も見れる幸運に恵まれるなんて、あぁぁぁぁぁ、ありがたやありがたや… 生きてれば良いことありますよ、いや、ホント。人生諦めたらそこで終わりです。お侍様たちもおっしゃっておりました。
二回目ともなれば多少は落ち着いて観れるかな? と思いましたがそんなことは全くなく、舞台もハイテンションなら私の頭もハイテンション。気合い入りまくりです。さすが最終日です。お客様参加型の舞台なんですが、初日はお互いに探り合ってるようなところがあってまだ感じられなかった一体感がここにはありました。舞台を盛り上げるのは観客なんだな、と痛感いたしました。そしてそこに参加してる自分が本当にラッキーだと思いました。
初日は二階席、最終日のお昼は一階の後ろ、そして千秋楽は中央と最後はオペラグラスがいりませんでした。舞台ってこれくらい近くで見るといいんですねぇ。妹の言う通りでした。次回は最初からSS席取ります。
もう最後です お侍様の名前を声が枯れんばかりに叫んできました!! 万歳もしました!! ちょっと不本意だったけど「ウキョウさまー!!」とも叫びました。手が腫れ上がるくらい拍手しました!! 今日で最後なんです! 恥ずかしがってる場合じゃないんです
舞台のお楽しみといえばアドリブです。一度目はどこがアドリブなのか全然わかりませんでしたが、二回目は『なるほど』と思わずニヤリ。主に一幕がお笑い系(←)なんですが、マンゾウがお侍たちに「○○の人」と指名する場面があって、それは彼がその時決めるみたいで、突然、指名された役者さんは自分が出演した舞台の役とかをやるのがお約束みたいです。初日の夜の回は馬場カツシロウさんが指名されて『ペルソナ!』とかやってたんですが、最終日のお昼の回は加藤カンベエ様でした。
マンゾウがカンベエ様を指さした時、一瞬、舞台の役者さんたちの間に緊張感が走ったのを私は見逃しませんでしたよー。畏れおおくも加藤カンベエ様ですからね、座長ですからねー。ちょっとの間が空いて加藤さんがおもむろに刀をマイク代わりに「えー、私が思いますに~(多分”明智小五郎”。加藤さんの次の舞台の役なので)」とかやってくれまして会場内騒然でした。カ、カ、カンベエ様が腰の刀をマイク代わりに……すげーもの見ちゃった
うん、生きてれば良いことありますよ(←こればっか…)。突っ込み役のキクが「ありがとうございました!!」と深々と頭を下げて加藤さんが「うん」と頷いていたところに役者内での上下関係を見た気がしました。さすが加藤カンベエ様です もうカンベエ様は加藤さんじゃなきゃ収まりませんよ。ちなみに千秋楽では「テニスの王子様の人」でシチロージとキュウゾウでした。市瀬さんは「リボーンの人」だったんだろうか…? 見てないけど…。だから毎日通いたかったのに…!! 定時で上がれる会社なら…くっ…。
さて、もうひとつハラハラしたのが市瀬ヘイハチ登場シーンです。茶屋の柄の悪い娘に「おまえ、もう最後だからあたしと思い出作りしたいって言ってたな!!」とか切り出されて109の裏のホテル街がどうのこうのでヘイハチ、タジタジでした。加藤カンベエ様が思わず「そんなこと言ってたのか…」とアドリブで言うほど危険でした。ちなみに千秋楽ではコマチと茶屋の娘が双子で、ダブルキャストで昼と夜は交代してたらしいのでそんな双子ネタでした。個人的にはヘイハチはもう市瀬さん以外は考えられません。それくらいハマってました。
磯貝シチロージも千秋楽では(お笑いを)がんばってました。キクが牢屋からはずれくじ侍を連れてきた時、彼も変装してひよっこり出てきて得意とかいうボビー・オレゴンの物まねをしてました。…そういえばトークショーの時も披露してましたね、コレ。リクエストでも来たんでしょうか…。さらに凄いのは、シチロージと再会した加藤カンベエ様が大まじめな顔で開口一番「ボビー」と呼びかけたことです。私もう悶絶死しそうでした 千秋楽はカンベエ様をも変えるらしい…。恐るべし千秋楽…
キュウゾウの殺陣とダンスの見せ場でカツシロウが歌うという場面があるのですが、普段の台詞はキ:「小僧、何故俺の邪魔をする?」カ:「あなたは一人ではありません」とかなのですが、お昼の回はキ:「小僧、何故お前が歌う?」カ:「私にもわかりません…」のアドリブになってました。大笑いです
「千秋楽スペシャル」はお笑いがぎっしり詰まった宝箱みたいな回でした。主に一幕ですがね(しつこ…)。全部は覚えてませんが、もしこれがDVDに収録されたらカテゴリーは「お笑い系」になること間違いなしです。主役といえども容赦ないみたいです。…そうですか、綺麗なお姉さんのひもパンはお好きですか…馬場カツシロウさん…。いやいや、男の子ですねー きっと彼女は水着のDVDにサインも入れてくれますよ
楽しい時間はあっという間に過ぎるもの いよいよ千秋楽のカーテンコールです。これもスペシャルバージョンでした。アニメのサントラが使われていたのが嬉しかった「いつもより多く回っております~」で華麗なスピンを披露された中河内キュウゾウさん。美しかった…
メインキャストからはアンサンブルの皆さんへの労いの言葉も。座長である加藤さんの「再上演でも難しい今こうしてできるのも皆さんの応援のおかげ」という言葉が印象的でした。へぇーそうなんだ。その辺の厳しい状況はわかりませんが、とにかく、再再再演のためにはファンもがんばらないといけないと思いました。再上演希望のメールくらいならいくらでも出しますよ。「僕もしんどいですが、がんばります!!」とカンベエ様続投への意欲を見せられたらファンだって根性みせないと。…でも、どこに出せばいいんだろう…?
レイザーラモンHGが参加してるので「フォー!!」があちこちに鏤められてるんですが、当の本人は劇中ではやってないんですよね。でも最後の最後でやってくれましたよ本家本元の「フォー!!」 やっぱり本人がやると腰使いとか全然違いますね。久しぶりに見ました。懐かしかったです。
本当にいい舞台でした。舞台のおもしろさ、楽しさ、醍醐味とかを全て教えてもらいました。来年と言わず年末にでも再再再演されることを熱望します。加藤さんがカンベエ様である限り絶対通います。…加藤雅也ファンというわけではないんですけど でもそれくらいイメージにぴったりです。ぜひこのキャストでもう一度観れますように!! …あっ!! そうなるとヒョーゴはまた7人の中には入れないことに…うーむ…。
…思いがけぬ出費でこれからお茶漬け生活ですが、それだけの価値はありました。本当に楽しい一週間でした。日本人に生まれて良かった。日本に「samurai7」があって良かった。それというのも黒沢明監督がこの世に「七人の侍」という日本が世界に誇る傑作中の傑作を送り出してくださったからこそ。監督、ありがとうございました