風に乗れ -Winddriven Current-

ワイヤーフォックステリアのナイトさんとORIXを応援する日々
“Challenge Together @KOBE”

日本職業野球初年度の記録(その2)

2008-01-07 | Bs-栄光の真紅と蒼 
その1 からの続きとなります。
プロ野球の前身、日本職業野球の初年度については 前の記事 に書いておりますので、ぜひ一読ください。


■昭和12年の雑誌の広告


戦前、ということで、今とはだいぶん時代背景が違うようですが、
この雑誌の広告にしてもいろいろ感じ取れそうです。


ガメオ、でなくオメガ。
右から左へ受け流す 目を動かしてくださいね。
ちゃっちゃっちゃらっちゃー



関西地区の代表的な企業、といえば、大手私鉄。

 
阪神電車とおけいはん。
阪神電車は左から右に書かれてますね。


 
阪急電車は、球界のユートピア、西宮球場を、
近鉄南大阪線の前身、大鉄電車は藤井寺球場を宣伝してます。


こっちが近鉄大阪線とか?の大軌参急電車。



続いて・・・


フ井ルムのり。



金歯より倍強い!プラチナ歯。


さらに、時代背景が垣間見えるものとして、

 
モヒ中毒=モルヒネ中毒などシャブ中に効く注射。
結核治療の注射薬なども、スポーツ雑誌のスポンサーだったようです。



スポーツ雑誌らしいとこでは、サロメチール。
サリチル酸メチルを早口で言ったことから商品名にしたとか。




■スポーツ種別の呼び名

サッカーを蹴球ということはよく知られてますが、その他のスポーツは・・・


排球=バレーボール。



挙闘=こりゃボクシングだな。



米式蹴球=あぁ、アメフト!
絵がないとちょっとつまるね。



ボート。 なんだ、カタカナもありか。



そんな感じで、ちょっと昭和初期、戦前の一幕を紹介させていただきました。
この頃から考えると、プロ野球は発展の一途を辿ってきたものと思います。

歴史の重みや、代々受け継ぐ楽しみというもの。

自分が爺さんになって、
あんな、近鉄っていうチームとブルーウェーブっていうチームがあってな、それが1つになってん。
オリックス・バファローズの初代開幕投手はカワゴエって人だったんだよ、

そんな風に孫に話の1つでもできたらと。



時間とお気持ちに余裕のある方は、ぜひともぽちっと1回どうぞ。


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