神送りの神事

■大崎八幡宮（仙台）どんと祭

裸参り、行ってきたでや。




死ぬかと思った。

仙台のあらゆる会社が参加してるため、めっさ参加者は多い。
なので、境内まで辿り着いても、お払い待ち行列。
こんときが一番さぶかった。





お払いが終わり、どんとの焚き火（御神火）まで行くと、
こんどは火傷するかと思うくらい熱かった。



そんなこんなで無事終了。
その後の熱燗がススム君。何合飲んだか。

無病息災炎に祈る　仙台・大崎八幡宮でどんと祭（河北新報）


今回で4年連続出場。
東京に異動したにも関わらず、お声が掛かってきた。

自分にそんな人望があったのか？
それとも人手不足？

ほんとは3年連続出場すると、大願成就らしいけど、
未だろくなことないので、参加を決意。

今、東北から東京に出て、オフィスに入り設計で楽さしてもらってるから、
ちょっとぐらい自分にムチ打つつもりで。
最近ゆるんできたし。体型も。。。



この日、去年まで東北でお世話になった人、一緒に仕事してきた人にも再会できた。

今も寒い中、雪の中、強い風の中、飯場で寝泊りしながら
毎日現場出てる人、休日も雪で何もできない人、あまりに交通の便が悪くてどこへも行けない人。
そんな集団。



全国区の会社だから、東京におっても青森県の下北半島にいても給料は一緒。
使わなければ貯まるけど。

自分も、去年までは、朝3時に－6℃の海に出たり、毎朝雪かきしながら測量に出たり、
鉄筋の数や長さが合ってるか、朝5時に一人で検査したりしてきた。

世間では不要と言われてたりするけど。
たまに、何のために関西人がこんな遠いとこまで来て苦労させられてるんやろとか思うときもあるけど。


そんな思いを乗せて走る、この路線。
作業員と散々ケンカしながらも、背筋肉離れをするまで測量杭を打ち、
手が擦り切れても墨を打って台地に描いた曲線。

もうすぐ開通。
別に自分みたいな端くれは、開通式なんかお呼びなど掛からない。
県のお偉いサマ方が、テープカットして酒飲んでるんだろうけど。

その頃、また来ます。
橋の下から、電車が走る音を聞きに。