花、昆虫、風景など

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10年間に125人が労災死 外国人労働者

2018年11月23日 | Weblog
外国人労働者の労災死 10年間に125人 安全教育ないケースも

これが外国人労働者を受け入れて「適正に管理」している実態だとしたら余りにもお粗末という他無いだろう。

自分は言葉の壁があるのは仕方ないにしても、母国で最低半年間の語学教育を受け最低限の日常会話は会得してからの派遣だと認識している。

現場での危険な作業に対してどの様な対応を取るべきかの最低限の教育ができないとはとても思えない。

朝礼での伝達事項が真面に伝わらないとしたら、作業の進捗に大きな支障が出るのは目に見えている。

10年で125人なら一ヶ月一人は労災死している勘定になる。

これは余りにも高率であると言わねばならないだろう。

一部では除染作業や高線量現場に何の説明もなく行かせているという話も聞く。

日本の労働現場はそれで良いのか。

派遣機関や受け入れ機関は労働者の就業環境を帰国するまで把握確認する義務を負うべきだ。

そうすればこの数字は少しでも低くなるのではないだろうか。

職を求めて日本に来て、命を落としていたのでは元も子もない。

本国に残された家族のことを考えるととても他人事ではない。

来年4月には外国人労働者の受け入れ制度が改正される。

一体どの様な形になるのか、まだ誰にも分かっていないが、受け入れた労働者を追跡管理する義務を誰かが持たないと、トラブル発生は避けられないだろう。

日本国が自国の労働者にも外国からの受け入れ労働者にも等しく安全安心で安定した労働環境を与えられる様望むものである。