花、昆虫、風景など

日常感じる季節の諸々を、花、昆虫、風景などを通じてアップしていきたいと思います。

日常・この恐きもの

2008年09月30日 | Weblog
今朝顔を洗った時のことだ。

私は普通顔を洗う前に髭を剃る。
シャボンやクリームなど面倒なものは一切無しでジョリジョリと剃る。
ここのところ切れ味が落ちてきていた。
カミソリの刃も切れ味が落ちると剃るのに結構力が要る。
切れ味が落ちていたものだから最初から力を入れていたんだなあ。
自分では普通に剃ったつもりだったのだけど、切れ味が良いと走りも良いのです。
スルッと上から下まで・・・。
一瞬でしたねえ。
いつも注意はしているから黒子まで剃り落とすことはなかったけど、一寸恐かった。
相方が切れ味が落ちたのを気遣って刃を交換してくれていたのだ。
言ってくれれば良かったんだけどね。
元々粗い肌だから一寸力が入ると切らなくても良いところを切ってしまうんだよねえ。

慣れって恐いの一例でした。
次は二例目。

まさか一日のそれも初手っ鼻の髭剃りで慣れの怖さを二回も味わわされようとは思ってもみなかった。
髭剃りを終わって、カミソリを掛けようとした。
(ああ、うちのカミソリは風呂場の鏡に大気圧を利用してくっつけるタイプの掛け具を使用しています。)
掛けたつもりが、カミソリが落ちたのです。
”ああ、ちゃんと引っかからなかったか、失敗、失敗”
そう思ってもう一度引っかけようとしたのだがちゃんと止まらない。
二回も繰り返してしまった。

”ん?”

そうなんですよ。
私がそこから外したんですよ。
だからそんな事なってるなんて思っても居なかったのです。
実は、掛け具が逆さまになっていたのです。
最初はちゃんとかかっていた、普通に取り外した、普通に掛けた。
いつもの動作以外のことは何もしていない。
何処で逆さになったのか未だに理由は解らない。
だけど兎に角逆さになっていたのです。
これも、都合5回は試したかなあ。
逆さになっていることに気付くまで少し時間を要してしまった。

慣れって恐い。
そうあるべき、その筈。
この呪縛から逃れる為に皆苦労するんだけどね。
気付かない人も多いんですよ。
どこかの前大臣みたいにね。