ちょっと聞いて下さいな。

わたし、母として女として思うこと、つれづれ。そしてときどき中国。

夢を見ました

2011-08-12 05:00:17 | 日記
あなたの、夢を見ました。


昔の将軍みたいだから好きだと言っていた、
深い紅の学ランみたいなホテルの制服。
目深に帽子も被って。

あなたを忘れようと思う象徴なのか、
夢の中の私は見つからないように隠れてた。

いつもキメたような笑顔、仕草のくせに
『不意』に弱いあの人。
私を見つけてはにかんで


背伸びすれば長身のあなたの顔に届きそうな距離まで
ぐっと私に近づいて、

『僕も、あなたをずっと想っています』のひとこと。
ほんとうですか。
嬉しく思っても、いいですか。

あはは。私ったら、バカだね。







深紅の制服の彼が、仕事中でも
客の私を見つけると真っ直ぐな視線を投げてくれること。

上司同僚の目もはばからず、
真っ直ぐ私の元へ来てくれること。

堂々としてるくせに
ときにすれ違いざま耳元で、
『いつものところで待ってるね』
と囁くこと。


過ぎ去った過去たちがまた、
帰ってきてしまいました。
だれか、助けてください。

どんなに泣いても、もう

確かな今ではないのです。