日々雑感

立憲民主党 本多平直衆議院議員辞任の件と性行為の合意可能年齢

立憲民主党 本多平直衆議院議員が「50代の私と14歳の子が恋愛したうえでの同意があった場合に罰せられるのはおかしい」との発言の責任をとって議員辞職するとの報道が2021/7/28のテレ朝にてあった。
この発言は政治的に不穏当ではあるが、議員辞職に値するとは思えない。立憲民主党は議員辞職させたことは勇み足と思う、なぜならこの発言は例え話であることが明らかであるからだ。

現在の性交合意可能年齢は日本の法律では13才以上となっているのであるから、少なくとも両者が独身で金銭授受がないならば、法律的には50代と14才の性交は合法である。50代と14才の恋愛が純粋なものである可能性はかなり低いとは思われるが、絶対にゼロであるということは言い切れない。これらの点を象徴的に言い表した発言と類推する。
文芸作品ではあるがゲーテのミニヨンの詩が非難されたという話は聞かない。

性交合意可能年齢が日本の法律では現在13才以上となっている理由は赤とんぼの歌に出てくるように「15(数え年だから満年齢なら14才ということになる。)でねえやは嫁に行き........」という時代を引きずっているのだろう。この発言のあった”性行為の 同意年齢の引き上げを議論する会議” で、淡々と”では何歳なら性行為の同意が可能なのか”を議論すればよかったのだ。それをいきなり象徴的な言辞を使用してしまった感はある。

現在では性行為の合意可能年齢が13才というのは確かに低すぎるとは思える。では一体何歳にすべきなのだろうか?

はっきり言えば、現在は大学生は性行為の合意可能との社会的な合意はあるように思われる。(ただし2021年時点の法律で未成年の大学生(つまり20才未満の大学生)については今だグレーといえばグレーである。)
では高校生についてはどうだろうか。実態はどうあれ、はっきりと高校生が性行為の合意可能との社会的な合意はあるようには思えない。しかし、2022年から18才が成人年齢となるのであるから、成人は性行為の合意可能と考えられるので高校3年生は明らかに性行為の合意可能となると考えられる。もう少し平たく言うと、高校3年生は純粋な恋愛であれば50代の人間と性行為をすることは何ら問題ないことということになる。

”性行為の 同意年齢の引き上げを議論する会議” の審議結果を予測すれば現行の13才というのは低すぎるので、一番ありそうな年齢は16才つまり高校1年生とすることであろう。逆に言えばこれは高校1年生の性行為は問題ないと言うことにほぼ等しい。
このとき高校1年生より性行為は問題ないということ、また2022/4/1(あと約9か月だ)より明らかに高校3年生は性行為は問題ないということをはっきりと社会的に合意可能なのだろうか?
全国の各高校の生徒指導・校則はどのようになるのだろう?




 

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