日々雑感

東京オリンピックもそろそろ終わり

2021年の東京オリンピックもそろそろ終わりだ。いろいろ言われたけど、それなりに競技はできて、それなりの形になって終わるようだ。

興味深かったのはオリンピック報道に対するSNSの反応だった。女子砲丸投げで金メダルを獲得した中国選手へのインタビューでの結婚に関する質問に対して余計なお世話とする反応や韓国テレビの国紹介にネガティブな写真を使用したことへ”もうこんなことはやめようよ”という反応を新しいタイプの反応とすれば、野球の日韓戦で負けた韓国チームに”泳いで帰ってこい”というような罵詈雑言を浴びせるような古いタイプの反応の対比だった。

オリンピックのメダルの数が何によって決まるかを簡単に言えば、以下となる。
その競技の強化に使用したお金の額 X 民族的特性 X 人口数
走ることに関して言えば、ケニアやジャマイカ近辺の人たちは明らかに優位性を持っているし、スキーの大回転やF1のようにスピードへの対応が必要な競技に関して言えばラテン系の人たちが優位性を持っている。新体操のように”踊り”の要素がある競技に関してはスラブ系の人たちが優位性を持っている。ただいくら民族的特性で優位性を持っていても、人口が少なければ選手そのものの数が少なくなるからメダルも増えない。
古いタイプの反応をする人たちは自分で選手の強化にお金を出しているわけでもないのに、負ければ非難する人たちが多い。その競技で自分サイドのチームに勝ってもらいたいなら自分でお金を出せばよいのに。

古いタイプの反応をする人たちは、すでに時代が変わっていることに気が付いていないようだ。新旧タイプの人たちの分断はこれからも長い間継続し、その溝が埋まることはないのだろう。

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