韓国軍内部での女性兵士に対しての性暴力に関する記事を近ごろ多く目にする。被害者が自殺したとの内容もある。基本的には韓国内の問題なので日本人があれこれ言うべきではないだろうが、また自殺という話はあんまり聞いてないが日本でも似た構造はあり得ることだとは思うが、同じ女性への性暴力問題と考えればいわゆる”従軍慰安婦問題”への熱し方とどうしても比較してしまう。
昨今の韓国軍内部での女性兵士に対しての性暴力は”韓国内で現在進行中の女性に対する性暴力”であることは間違いない。76年前のいわゆる”従軍慰安婦問題”には随分熱心に告発しようとしているが、現在進行中の女性への性暴力についてはあまり熱心に取り組んでいるようには見えない。過去のことだから放置して良いとは言わないが、現在進行形の問題があればそれを今解決するのが先だろうとの気はする。被害者の数は今増え続けているのだから。
ありきたりな結論とはなるが、この状況は、いわゆる”従軍慰安婦問題”の2021年現在での提起継続は本当に女性への性暴力を根絶したいとのことではなく、”反日”が目的であろうとの類推が働く強力な状況証拠となっているように見える。
(過去の全てのいわゆる”従軍慰安婦問題”の提起がいわゆる元”従軍慰安婦”の人を助けようとしていなかったとは言わない。途中で運動組織が堕落し、運動の内容が変質したと考える。)