スローな生活

日々の生活の中で感じたことなどを書き綴ります。
犬や猫などの絵を描いてブログに載せています。

『流行』

2020-09-30 07:05:39 | 人生

鴨長明が書いた『方丈記』の冒頭に
「ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」
という有名な一節があります。

この一節は、川の流れを例に挙げて
「無常」という仏教の教えを説いています。

「無常」とは、一瞬たりとも留まらない川の流れのように
この世にあるすべてのものは移り変わって
永遠不変のものはないということで
「人生の儚さ」を表しています。

移り変わるものといえば「流行」 ・ ・ ・
良くも悪くも新しい物に飛びつく人が多いので
「流行」というものが生まれるのだと思います。
「流行」は一種の集団催眠のようなもので
「流行」が去った後に催眠から覚める!?のかもしれません。

「流行(ブーム)」と言えば「タピオカ」が思い浮かびますが
すでに下火になってきたような気がします。
「タピる」という言葉も「流行(ブーム)」の終焉とともに
やがては死語になります。


「流行」に似た言葉として「諸行無常」があります。
平家物語は「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」で始まり
平家の栄枯盛衰を描く趣のある文章が続いていきます。
かつて流行ったものが時代の流れによって廃れてゆく様相は
まさに平家物語にある「諸行無常」を感じさせます。

この世は諸行無常で、時が経てば全てのものが滅びます。
新型コロナウイルスの流行もやがては終焉しますが
早く終焉してほしいですね。

 

ネットのフードデリバリーサービスを利用したり
たまに外食することもありますが
私はほとんど毎日三食自炊しています。

私はラー油が好きでどんなものにも入れます!! 
定番では餃子、チャーハン、野菜炒め、 ・ ・ ・
ラー油は汁物に入れても味が引き立って美味しいですね♪
そば、うどん、ラーメンにもいいし、味噌汁にもいいです。

そういえば「食べるラー油」が流行った時期がありましたね~
私もよく食べてました!!とにかくラー油は美味しい!!


最近のマイブームはレモン♪
レモンは輪切りにして冷凍しておくと長持ちして便利!
紅茶やコーラだけでなくどんなものにもレモンを入れます!! 

今朝はうどんにレモンを入れて食べました。

さっぱりしていて美味しかったです!



ベレー帽を被った女性と猫を描きました。

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『人生の分岐点 』

2020-05-10 04:30:28 | 人生

新型コロナウイルスの影響で
新作テレビドラマの放送が軒並み延期になり、その対応策として
各テレビ局では過去のテレビドラマの再放送をしています。


現在、再放送中のテレビドラマ『素敵な選TAXI』は
2014年秋から年末にかけて放送されましたが
お笑い芸人のバカリズムが脚本を務め
面白くて視聴率も高いドラマでした。

ドラマに登場する“選TAXI”とは
乗客がやり直したい“過去の分岐点”に戻ることができる
不思議なタクシーのこと。

“過去の分岐点”へと運んでもらった乗客は
人生をやり直すチャンスを手にすることができるという物語。

選TAXI(せんたくしー)=選択肢ということですね(=^・^=)♪

“過去の分岐点”へ戻り、別の選択肢を選んでみると
予期せぬハプニングや新たな真実が待っていて
望んだ結末にはならないことも ・ ・ ・


人生は小さな選択や大きな選択の繰り返し。
もしも、あのとき別の選択をしていたら ・ ・ ・
と思いをめぐらすことはよくありますが
過去を後悔しても意味がないので
過去にとらわれないようにしています。

 

野口英世の名言
      ↓
過去を変えることはできないし
変えようとも思わない。
なぜなら人生で変えることができるのは
自分と未来だけだからだ。

 

時間は過去から現在、そして未来へ流れていますが
なぜ時間は逆行しないで、淡々と一方向に流れていくのか?
時間という概念は不思議だなぁと思います。

 

 

猫とカーネーションを描きました。

今日は「母の日」ですね ・ ・ ・
「母の日」といえばカーネーション!
ちなみに私はピンク色のカーネーションが好きです。
ピンク色は人を幸せな気持ちにさせたり
優しい気持ちにさせたりする心理効果があるそうです。

 

コメント (2)
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『散る桜 残る桜も 散る桜』

2018-04-14 09:43:44 | 人生

私の住んでいる地域では、桜はすっかり散ってしまいました。
桜は美しいけれど、開花してから散るまでの期間が短い・・・
桜はまさに「美人薄命」ですね。

『散る桜 残る桜も 散る桜』はよく知られた句ですが
桜を見るたびについ口ずさんでしまいます。
この句を読むと「諸行無常」という言葉が浮かんできて
人生の儚さを感じ、とても切ない気持ちになります。

春の風物詩「桜」は下向きに咲く花なので
見上げて鑑賞すると、花が開いている様子がよく分かり
美しさを愛でることができるので
「お花見」にはもってこいの花です。

桜から連想するものといえば
春、3月、卒業式、別れ、4月、入学式、出会い、・・・
桜の時期は出会いと別れの季節なので
記憶に残ることがいろいろありますね。


桜をテーマにした曲は数多くありますが
日本の軍歌「同期の桜」は有名ですね。
以前、ブログで紹介した『ホタル帰る』という本に
「同期の桜」が太平洋戦争末期の特攻隊員たちの愛唱歌だった
ということが書かれています。

貴様と俺とは 同期の桜
同じ航空隊の 庭に咲く
咲いた花なら 散るのは覚悟
みごと散りましょ 国のため
(「同期の桜」の歌詞から一部抜粋)


特攻隊員たちは「国のため」という大義名分で
桜のように潔く、若い命を散らしました。

桜は散っても翌春には再び美しい花を咲かせます。
咲いて(生まれて)散って(死んで)、そしてまた咲く(生まれる)
桜を見ると「輪廻転生」という言葉が浮かんできます。

(収集したマッチ箱より)

私は毎日コーヒーを飲んでいますが
最近ハマっているのは「きな粉コーヒー」で
きな粉の甘さがコーヒーの苦さとマッチして
とても香ばしくて美味しい!です。


子猫と桜吹雪を描きました。

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『365日の紙飛行機』

2018-03-16 09:55:07 | 人生


NHK連続テレビ小説「あさが来た」の主題歌だった
AKB48 の「365日の紙飛行機」は私の好きな歌で
歌詞が心に響いてきて、とても共感できます。

故 小林麻央さんも「365日の紙飛行機」が好きだったようで
彼女のブログに「朝の曲」と題して
「365日の紙飛行機」の歌詞を載せて
「朝になると、何故か心の中に流れてくるのです」と
この歌に対する思いが書き綴られていました。
小林麻央さんはこの歌に励まされていたようです。


朝の空を見上げて 今日という一日が
笑顔でいられるように そっとお願いした
ずっと見てる夢は 私がもう一人いて
やりたいこと 好きなように 自由にできる夢
人生は紙飛行機 願い乗せて飛んで行くよ
風の中を力の限り ただ進むだけ
(「365日の紙飛行機」の歌詞から一部抜粋)



「365日の紙飛行機」・・・歌詞の解釈は聴く人それぞれですが
この歌を聴いて元気を貰ったり癒される人は多いと思います。

紙飛行機が風に影響されて飛ぶように
人生にもいろいろな風が吹きますね。
確かに人生は紙飛行機!?のようなものかもしれません。

一年365日は一日一日の積み重ねで
人生も一日一日の積み重ね。
今日という一日を笑顔で楽しく過ごすことが大切ですね。


(収集したマッチ箱より)


犬と猫を描きました。

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『「命」の繋がり』

2017-11-29 08:30:00 | 人生



NHK総合テレビ番組『ファミリーヒストリー』は面白い!
著名人の家族の歴史を本人に代わって徹底取材する番組で
本人の知らないルーツが、どんどん判明していく
驚きあり、感動ありのドキュメンタリー番組です。

今を生きる自分自身のアイデンティティを確かめるには
父や母に目を向けなければいけません。

父や母がいたからこそ、「命」が繋がり
今ここに自分が存在する。

無数の偶然が積み重なって
今ここに自分が存在する。
今、この世でこうして生きていることが奇跡。

番組を通して気づかされました。

父と母はそれぞれどんな人生を歩んできたのか
父と母はどんな出会いをして結婚したのか
父と母に聞いてみたくなりましたが
父も母も亡くなり、今では聞く術がありません。

最近の私は人生を振り返る機会が多くなると同時に
父と母に目が向くようになりました。
 
 
上記の絵はポプラ並木をイメージして描きました

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『断捨離と終活』

2017-11-28 09:05:00 | 人生



断捨離』は2010年の流行語大賞にノミネートされてから
かなり浸透してきている言葉ですが
断行・捨行・離行というヨガの考え方がルーツになっていて
「断」「捨」「離」それぞれに意味があり
『断捨離』は奥が深い言葉です。
 
『断捨離』など漢字3文字の言葉は数多くありますが・・・
『断捨離』になんとなく似ている?言葉で
守破離』という私が好きな言葉があります。
 
『守破離』は剣道、柔道、茶道、書道など、○道の世界だけでなく
どんな世界でも通用する考え方で
道を究めるための修行の過程を
「守」「破」「離」の3段階に分けて表現しています。
「守」「破」「離」それぞれに意味があり
『守破離』も奥が深い言葉です。
 
私は昨年末から少しずつ『断捨離』を実行していますが
思い出のものが出てくると
懐かしさから、ついつい見入ってしまい
片づけの手が止まってしまいます。
 
必要なくなったので捨てようと思っても
過去の思い出にとらわれて捨てるのをためらったり・・・
思い出のものを捨てるには思いっきりが必要ですね(o^-^o)
 
終活』は最近よく耳にする言葉ですが・・・
家族がいない“おひとりさま”の私にとって
『終活』は極めて重要な関心事です。
 
私にとって『断捨離』は『終活』の第一歩です。
『終活』を意識して『断捨離』を進めていくと
本当に必要なものが見えてきます。
 
人生の終わり、「死」はいつ訪れるかわかりません。
「死」を現実と切り離して過ごしていても
大切な人の死を目の当たりにすると
「死」を意識するようになります。
『孤独死』という言葉が私の脳裏をよぎりますが・・・
死に際に後悔しないために、『終活』を続けていきたいと思います。
 
死んだら全てが終わり、無になるとしたら
何のために生きているのかと思ってしまいます。
私は死の先は無ではないと思いたいですね(o^-^o)
 
私は特定の宗教の信者ではありませんが
“魂”の存在や輪廻転生を信じているので
また生まれ変わると思うようにして
死への恐怖心をやわらげています。
 
脳細胞に電気信号が流れて
人間は思考することができます。
パソコンも電気信号によって
思考することができますが
人間のように“私”という自己意識がありません。
“私”とは何かと考えたときに
“魂”の存在を感じます。
 
子猫と子ウサギを描きました。

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『人は2度死ぬ』

2017-11-26 12:10:00 | 人生



『人は2度死ぬ』・・・永六輔さんが遺した言葉です。
1度目は肉体の死、2度目の死は誰からも忘れ去られたとき
 
見方を変えれば「人は2度生きる」と言い換えられます。
1度目は自分自身の人生を生きて
2度目は思い出してくれる人の心の中で生きます。
 

熊本出身の父は生前に自分が入るお墓を
遠方の熊本から近場の横浜へと移しました。
先祖代々のお墓が熊本にあったのですが
おかげで、お墓参りしやすくなりました。
 
私には姉と妹がいますが2人とも嫁いでいるので
お墓は長男の私が受け継ぐ!?ようですが
問題なのは、私が独身であること・・・
私が死んだ後、誰が墓守をするのかな?
 
墓守がいなくなれば、墓はいずれ壊され(墓じまい)
やがては無縁仏になります。
お墓の将来を考えると物悲しくなります。
 
お墓は死者を思い出してくれる人のためのもの・・・
思い出してくれる人がいなくなったら(2度目の死)
お墓の存在する意味がないような気がします。
 
「諸行無常」という仏教でよく使われる言葉があります。
この世に存在する形あるものは、移ろっていき
いつかは消えて無くなるということですが・・・
お墓も例外ではなく消えていくものだと思います。
 
私は特定の宗教を信じているわけではありませんが
肉体(形あるもの)が消えて無くなっても(諸行無常)
魂は永遠に不滅で輪廻転生を繰り返すと信じています。
 
「もし生まれ変わったら・・・」というフレーズが
死語にならず、いまだに使われているのは
魂の存在を信じている人が多いからだと思います。
 

猫と水芭蕉を描きました。
ちなみに水芭蕉は白い光背があり
形や雰囲気が仏像に似ていると言われていますね(o^-^o)

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