団塊じぃじ!気まぐれブログ

趣味の写真や野鳥観察、家庭菜園の様子など載せて見たいと思います
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ひだ白川郷

2013年06月30日 | 日記
1995年世界遺産に登録された、初夏の白川郷を散策しました
110棟以上もの合掌家屋が残っていて、今も人々が営んでいます

田植えが済んだ田んぼとの風景は日本の原風景ですね

庭にムクゲの花が咲き懐かしい景色に感じました

家の回りには水路が張り巡らされ火気に配慮されています
年に一度の防火訓練の一環として一斉放水の様子も放映されましたね

水路には鯉やニジマスが放され、食料として昔からの生活形態の一部ですね

長瀬家の合掌づくりを見学しました、中は白川郷最大級の5階建てになっています、平成13年、村人や全国からのボランティア五百人以上で、長瀬家80年ぶりの屋根の葺き替えが行われ、屋根葺きの過程はNHKで放映され記憶にあります

田舎のおじいちゃんの家も萱葺きの家で大きな囲炉裏があり冬、孫達が周りを囲んで昔話を聞いた子どもの時がよみがえりました

ここは明治23年に完成したそうです、白川郷は屋根の両端が本を開いて立てた様な形の「切妻合掌づくり」と呼ばれる様式で、当地の重く多い積雪に耐え風土に適した構造になっているそうです、金属の釘やかすがいは使わず結合には木製のクサビや、ねそ(マンサク)などが用いられ、ねそ(マンサク)で締めた屋根の骨格は風雪に強く、年月と共に強度を増すという風土に生きた先人の知恵が込められているそうです

お寺も合掌づくりとは風土にあった造りです

お土産さんも合掌づくりと大きなさるぼぼでお出迎えです
久し振りに訪ね、外国人が多く目立ちました、古き日本を感じてもらえば嬉しいし、富士山の先輩として大事にして行きたいですね