
江戸から69宿の内、52番目の宿場町にやって来た

旧大垣城、本丸の門、明治になって払下げで移築されたものとか、正面に短冊状の筋鉄(スジガネ)が張られた鉄門で火矢から門を守る為だったとか、お城の門を宿場で見るなんてびっくり

格子の街並みの一軒を見学した

江戸時代は旅籠を営み明治からは郵便局として昭和まで開局していたそうな
祖父の家にも立派な箱階段が有って懐かしかった

江戸時代ここは旅籠で井戸水が美味しく、皇女和宮が通行する際
食事用の水として指定され明治に入り酒蔵を営み現在に至ったそうだ

酒蔵が開放されていたので試飲にやって来た

「日本酒で乾杯」の旗が気に入った、三盃ほど試飲した、熱燗の試飲も頂き暖かくなった

「篝火本醸造生原酒」を一本買う事にした
この宿場の脇本陣の坂井家に、芭蕉は三度にわたり滞在したと伝えられる
坂井家でふぐ汁と菊花酒の歓待を受け
「ふく志るも喰は喰せよきく乃酒」と詠み自筆の句碑があった
美濃の国は長良川や木曽川など清き水が流れ、酒蔵が多く酒好きには良き国なり!