団塊じぃじ!気まぐれブログ

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城跡散策

2015年07月26日 | 日記

岐阜県恵那市岩村城址を訪ねた、標高712mの山の頂上に築かれた山城で、日本三大山城の一郭で壮大な石垣を備えていた

城壁は整然と緻密にかつ入り組んで作られている

本丸跡は頂上の丘になっていた

一時期、信長の叔母が城主だった時期が有ったが武田勢に攻められ大将の奥方になる事で無血開城したと言われる、のちに長篠合戦で武田が大敗すると信長は嫡男に岩村城を滅ぼさせ城主と叔母を処刑した、今でも岩村城を女城主のお城とも言う

本丸の面にひな壇に築かれた六段の見事な石垣が残されている

本丸に届くまでいくつもの門跡も残されていて自然を利用した石垣が素晴らしい

江戸時代の城主により作られた一の門前に藩主邸が復元されている

岩村から偉人たちが輩出されている、幕末の大儒学者、佐藤一斎・明治から活躍した日本女子教育の先駆者、下田歌子・植物学の基礎を築き「環境」と言う言葉を最初に使った三好学など

岩村城下町は電線を地下に移し建造物保存地区に選定され古き街並みを散策できた

女城主と言う酒蔵を見学し、試飲を頂き「ここだけの販売酒」の声に一本お買い上げ

昼食後、中津川市苗木城址に移動し苗木遠山資料館でボランティアの方の説明を受けた
館内に苗木城の模型が有り清水寺の様な懸造り(カケヅクリ)の城だったそうだ

本丸口門付近、この城は自然石の巨石を利用した城だった

天守は巨石と石垣を組み合わせた絶景を望む山城だった、天守展望台を見上げる

天守展望台は10年ほど前に天守の穴を再利用して作ったそうな!

木曽川や恵那山が一望でき殿様の気分たるや”絶景かな!”この辺りをリニア新幹線が通るそうな

すぐ下に朝ドラで名をはせた柳原白蓮が訪れた際に詠んだ
”城あとに やかたの人も いまなくて かたるは何ぞ 山鳥の声”白蓮
と詠んだ自筆の石碑が立っていた

帰り際、振り返ったらまるで「天空の城」兵庫県の竹田城址にも劣らない!