
岐阜県では土岐川、愛知県に入ると庄内川となって海へ注ぎます
岐阜の山奥で大雨が降ると水と土砂が名古屋まで流れて行く、大雨による洪水を防ぐ為、川に溜まった土砂を掘って洪水を防ぐ現場を見学しました
海から11キロ上流の庄内川現場で、先ずは作業の説明を受けました

ここで活躍している遠隔操作の国産水陸両用ブルトーザ、まるで戦車のようです

実際の作業の見学です、水深7mまで潜る事が出き、川底の土砂をバケットに挟みすくい上げる水中ブル、この機械は全国に5台あり、現在、庄内川で4台稼動しているそうです、東日本大震災の時には応援に出向いたそうです

川底を掘り下げて水位を下げる事で災害を防ぐ、現場を見せてもらいました

次は岐阜地方気象台です、いち早く自然災害等を観測して注意を促し、生活の安全を監視してくれています

観測機材の説明を受けました

外の監視機器の説明を受けました

各市町村の雨量、風力、など刻々変わる様子もモニターで監視し、地球規模の雲の動きなども見る事が出来ました

次は岐阜県防災センターの見学です

備蓄倉庫には災害時にいち早く必要となる仮設トイレ、テント、毛布、発電機等が保存されていて、頼もしく思いました、要請があれば県外にも出すのだそうです

最後に地震体験をしました、阪神淡路大地震、濃尾地震、関東大地震、新潟中越地震、など地震の振動の再現を体験しました、また東南海地震の想定も体験しました、岐阜県は内陸型地震が多いそうです、日本が岐阜県を境に曲がっているも要因だとか

震度7を体験しましたが逃げる事も出来そうにありません、職員の人から自分の命を守るのが第一と言われました、特に頭を守る事、ある程度の怪我は治るけど頭は命に直結するからですね
今回の見学で、災害はいつ起こるか分からないけど、普段の心構えをしておく事が必要だと感じ、いい体験が出来ました