気の長い人がいて、友達といっしょにストーブのそばに座っていたが、彼は友達の服に火が点いて燃えているのを見つけた。そこで彼は、ゆっくりと立ち上がって、言った。
「ひとつ言ってもいいかな? しばらく見てるんだけど、君に言おうかなと思って、でも、君が慌てるといけないから・・・」
友達が尋ねた。
「何だ?早く言えよ。」
「もし言わなかったら、君が気を悪くするかな?」
「早く言えよ、一体何なんだ?」
それでも彼はゆっくりと言った。
「君の服に火が点いて燃えてるんだ。」
友達はあわてて自分の服を見た。すでに服の一部分が燃えていた。
「どうして早く言わないんだ。」
気の長い男は笑って言った。
「他の人みんなが君のことをせっかちだって言ってたけど、本当だった。嘘じゃなかったよ。」
《中国語笑話50選》
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