熊本地震では、かなりの倒壊家屋が出ている。
自分も、東日本大震災の時に、倒壊家屋に消防団員として二度入った事がある。
倒壊家屋の二階へよじ登り、被災者の方から頼まれた物を取りに入った。
既に建物は傾いており、余震が来たら崩れる…!?と、ちょっとビビりながら探して、無事に出られた。
もう一回は、行方不明者を探す為に、平屋だての潰れた家の中へ。
こっちのが怖かった。
かがんで中へ入る。
すぐ頭には潰れて崩れた天井がある。
余震が来てまた潰れたら、俺も潰れるな…
と、思いながら、“誰かいますかー❗”と、叫びながら家の奥へ奥へ…
生きた心地がしないって言うのは、ああ言うことを言うんだと実感した。
今夜、熊本の被災者の方々は倒壊していても、雨が降る前に大事なものを取りに家に帰り、中に入ると言う。
くれぐれも気をつけて下さい。
ヘルメットは必須です。
そして、なるべく短時間で出てください。
みんなで入らず、必ず一人は外で待機して、家の様子を見ていて下さい。
決して無理はしないで下さい。
命あってこそです。
気をつけて下さい。