寝耳に水の話でびっくりした。
最初に教えてくれたのは、ヤフー!ニュースでしった妻からだった。
読売新聞の記事では、コンスタントに練習出来ず、年末の防衛戦に向けての調整が出来なかったと書かれており、ヤフー!ニュースには、モチベーションが上がらなかった…とも書かれていた。
ボクシングファンとして、敢えてキツい言い方をさせてもらう。
チャンピオンはチャンピオンとしての責任があり、防衛戦をする義務がある。
例えば、古い話で言えば、新井田豊はチャンピオンのまま終わりたいと、王座を返上して引退した。(後に復帰し、チャンピオンに返り咲いている)
これはこれでいいと思う。
最近で言えば、長谷川穂積は、三階級を制覇したタイトルマッチを最後に王座を返上してリングを去った。
これはメチャクチャかっこよかった❗
しかし、今の井岡の返上の話はこれらと全く別物だ。
ケガや病気で出来ないなら、暫定王者を決め、後に王座統一戦を行うが、井岡は、調整が出来なかった、モチベーションが上がらないと言う。
何を言っているのか⁉
それはプロとして、ましてチャンピオンとして、当たり前の仕事ではないのか⁉
はっきり言って、ガッカリすると同時に、ファンをバカにするなと頭に来る。
せっかくここまで、数々の名勝負を繰り返し、三階級を制覇したのに、終わりがこれではガッカリしか残らない。
はっきり言って、五月に結婚して、焼きが回ったのか、日よったとしか思えない。
まあ、やりたくない者を無理にやらせるわけに行くはずもなく…
引退したいなら、引退したらいい…
常々、引き際って大事だな…と思っていたが、改めて引き際の大切さ、辞め方の大切さとは何かをかんがえさせられた。