むぎちゃんは、今月16日(火)の夕方に、、、
その日の夜はむぎちゃんの側で朝まで過ごしました。
むぎはさみしがりやだったので、、、
そして、朝にダンボールで棺をつくり、むぎちゃんが使っていた毛布をひき、むぎちゃんが大好きだった次男が使っていたタオルケットでくるみ。
遊んでいたおもちゃ、好物のちゃうちゅーる、いつも食べてたキャットフード、それぞれみんな入れてあげたい物を入れてあげて。
お花を買ってきて。
送り花の花束と、お顔の回りをちぎり花でお花でいっぱいにしてあげて。
やっぱりむぎちゃんはかわいいなぁ。
寝てないで起きてほしいよ。
遺影を祭壇に飾っていただいて、綺麗なお布団にくるんでいただいて。
家族みんなの想いが込められたオモチャや洋服。
これが最後と思うと涙が止まらない。
50を前にしたオッサンが嗚咽する程泣いてしまった。
ずっとずっと、触っていたいむぎちゃん。
メモリアルの方にお願いし、一旦帰宅。
一時間半後に再度訪れ、遺骨と対面。
スタッフの男性の方が、「頭部の損傷が激しいですね。一瞬だったのかな。」と、言ってくださり、家族でずっと、怖い思いしなかったかな、痛い思いしなかったかな、と気にやんでいたので、その言葉に少し胸の支えが取れた気がしました。
また、スタッフの女性の方が、遺影のむぎを見て、「目がとても綺麗ですね」と言ってくださいました。
僕は、こんなに綺麗でかわいいねこなのに、と言う思いを込めて、嗚咽が止まらない声で「捨てねこだったんです」と伝えました。
その後、家族で骨壺に二人ずつむぎの骨を入れてあげて、あとはスタッフの方にお願いしました。
家族それぞれ、欲しい遺骨をお守りに分骨していただきました。
子供達は牙、かみさんは大好きだったむぎのしっぽ、僕はいつも撫でていた顔の骨を分けてもらいました。
またたくさん撫でてあげたいと思い。
そして、むぎちゃんは骨壺に収まり、家族の元へ帰ってきました。
精算をしていると、スタッフの方がむぎの49日の日を計算してくださり、その49日の日が5月3日。
それは、むぎがうちに保護して来た日なんです。
むぎちゃんは、5月3日にうちに来て、5月3日に空へ帰っていくんです。
それを聞いたときに、「むぎちゃん、そんないたずらなサプライズはいらないよ❗️」とむぎにツッコミたくなりました。
知り合いの女性の方が、丸一年でお空に帰っていくなんて、むぎちゃんはかぐや姫みたいですね、と言ってくれました。
そんなにおしとやかではなかったですが✨笑っ
でも、かぐや姫と言ってくれて嬉しかったです。
いたずら好きなむぎちゃんの、さいごに仕掛けていったいたずら。
むぎちゃんらしい、と家族とびっくりするとともに、いたずらなむぎちゃんが尚更愛おしくなりました。
これが、いたずら好きなむぎちゃんのさいごのいたずらです。