あべっちの思いをこめた雑記帳

紅葉とりんごはピッタリ重なる

 テーブルに置かれたりんごを見る。シナノスイートという赤色のりんご。今年はどこへ行ってもこのりんごを求めている。

 11月は南東北や北関東の紅葉の美しさを見に、何度も自宅とを行ったり来たり。そして赤や黄のその葉色の鮮やかさに出会うたび、日本の四季のありがたさを痛感する。

 そういう紅葉めぐりをしていると、それぞれの訪ねた地にはきまってりんごの熟れたのがりんご園や道の駅などの店先に顔をみせる。と同時にりんご畑が今を収穫時とばかりに、枝にたわわに成り下がっている。紅葉めぐりには結果としてりんごがピッタリ重なるということをこの歳になって知る。

 それにしても今月に入ってからの走行距離が1243キロは多かった。栃木県、福島県、茨城県などをまわり、それもすべて一般道路だったので 
今こうして振り返ってみると、たしかによく走ったなと自分でも思う。

 明後日も、そして翌週も仲間たちとまた出かける。今しかできないことを、今を大切になどと一人決め込んで、気ままに生きている。

 11月も下旬ともなれば紅葉もいよいよ南下。
このまま紅葉ばかり追いすぎて、いくらか身体や車が紅葉やりんごのように赤くなりはしないかとよけいな心配をしている。

         「つれづれ(169)紅葉とりんごはピッタリ重なる」

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