「檸檬(れもん)」は、さだまさし作詞(詩)作曲で、1978年3月25日にリースしたアルバム『私花集(アンソロジィ)』に収録されている。
梶井基次郎の小説「檸檬」・・・得体の知れない憂鬱な心情や、ふと抱いたいたずらな感情を、色彩豊かな事物や心像と共に詩的に描いた作品。三高時代の梶井が京都に下宿していた時の鬱屈した心理を背景に、一個のレモンと出会ったときの感動や、それを洋書店の書棚の前に置き、鮮やかなレモンの爆弾を仕掛けたつもりで逃走するという空想が描かれている、梶井の代表作品である。
♪ 或る日 湯島聖堂の白い石の階段に腰かけて
君は陽溜まりの中へ盗んだ檸檬細い手でかざす
それを暫くみつめた後で
きれいねと云った後で齧る
指のすきまから碧い空に
金色雀色の風が舞う
喰べかけの檸檬 聖橋から放る
「檸檬(れもん)」/さだまさし
今日も「快晴」、ただし北風(5m/s)程度の強風となっています。
従って、休輪日となります。
公園まで散歩です。
久々にゆっくりと時が流れた気がしました。