親友にご招待頂き、この時期I番の開放気分になった日に行きました。
実は親友も某証券会社からのご招待で、昨年も参加しました。
某証券会社ご招待とあって、美術館の閉館日に貸切状態での鑑賞、
学芸員によるトークショウあり、最後にお土産付き!!
財力のある親友がいる特典です。
流石に2年連続でお誘い頂いたので、
私を誘っていいの?他に誘う人いるんじゃない?と聞いてみたのですが、
招待してもらった先が
証券会社なので、色々詮索されても困るので。。。と。
財力のある人は、私には解らない悩みや気苦労があるようですw
さて本題。
デ.キリコは、初めてです。
事前に調べる時間もなく、全くの無知状態で観ました。
事前にトークショウで、デ.キリコの事や本展の見処を解説してもらいました。
なるほど絵の数点は、観た事がありました。
斬新な発想、違和感のある不思議な構図、鮮やかな色彩、ポスターとしてとても映える
などなど。
そして初めて耳にする
「形而上絵画」
形而上學的 との言葉から想像して漠然と絵画を通してみて知ることにします。
デ.キリコは、肖像画、形而上絵画、のあとマヌカンを使用した絵画を描き、更に伝統的な絵画に回帰します。そして再び形而上絵画を更に新形而上絵画へと導きました。
本の挿絵や舞台美術をも手がけ、まるで数人の芸術家を一人でやりこなした様な感想を持ちました。本当に多彩ですね!!
それらをこの展覧会一同に集めたので、本当に見応えがありました。
勿論音声ガイドの解説があっての理解ですが、
新しい分野を知る機会となりました。
この日は35度を超える酷暑日でしたが、しばしそれを忘れる良い時間でした。